【ビットコインETF】承認後なぜ下落?
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- 2024年1月23日
- トピックス
今、世界中の投資家の注目を集めるビットコイン。
女性版バフェットとして知られるキャシー・ウッド氏は、
現在4万ドル台で推移するビットコインの予測について
2030年までに最低でも6.1倍以上、そして最大で約35.7倍にも上昇すると分析しています。
そしてビットコインといえば最近、歴史的なニュースが報道されましたね。
そう、ETF承認です↓
これにより、より多くの投資家がビットコインに投資できるようになると注目されていました。
ですが、肝心の値動きを見ると↓
発表後から下落していますね、、、
しかし、経済学者として暗号資産を初期から研究するWeiss Ratingsのアナリスト ジュアン氏は、
「この下落はチャンスだ」と発言。
ジュアン氏は一体なぜ、今回のビットコインの下落が投資家にとってチャンスになると考えているのでしょうか?
彼は最新記事の中でその3つの理由を明らかにしてくれました。
続きはジュアン氏の記事をご覧ください。
2024年 暗号資産に訪れる3つの強気イベント
2024年は暗号資産にとって、稀に見る強気な3つのイベントが重なる記念すべき年だ。
そしてこの3つの強気材料によって、2024年から2025年は暗号資産史上「最も劇的な強気相場」を迎える可能性がある。
一つ目の強気材料は、ビットコイン(BTC)のETF承認だ。あなたもご存知のとおり、この歴史的イベントは1月10日に無事実現した。
気の早い投資家は、発表後に下落するビットコインを見て不安に思うだろう。
しかし、その必要はない。なぜならこの下落は一時的な下落に過ぎないと歴史が示しているからだ。実際、2004年に金(ゴールド)のETFが登場した際も、2021年にビットコインの先物ETFが登場した際も、利益確定による一時的な下落が見られた。
ビットコインは現物ETFが承認されたことで、今後は年金・保険会社などビッグマネーを持った機関投資家が参入し、大きな波が押し寄せるだろう。
そしてこのETF承認は、2つ目の強気材料である“四年に1度のビッグイベント”をさらに盛大なものにする可能性を秘めている。
ビットコインETFの取引開始がブーストする、2つ目の強気材料。それは4度目となるビットコイン“半減期”の到来だ。
このビッグイベントはオリンピックと同様、“四年に一度”しか訪れない。
その仕組みはこうだ。
ビットコインの発行数には上限があり、その数は2100万枚。多いと感じるかもしれないが、すでに2100万枚のうち1900万枚、約90%が発行されている。
そして、発行されるビットコインの数は、4年ごとに半分に減少する。
ビットコインは当初、1ブロック生成するごとに「50BTC」が発行された。それが1回目(2012年)の半減期で25BTCになり、2回目(2016年の半減期)で12.5BTCにまで減少。
2020年に起きた3度目の半減期では、ビットコインの発行数は当初の8分の1となり、急激に希少性が高まった。これがビットコイン半減期の仕組みである。
では、過去3回の半減期のビットコインの値動きを見てみよう。
四年に一度のビッグイベントと言われる理由がお分かりいただけただろう。
しかも過去3回の半減期は、ビットコインだけでなく暗号市場全体の大暴騰を引き起こした。
このビッグイベントが次に起きるのは2024年、4月19日頃だと私は予測している。
ビットコイン 3つ目の強気材料
最後にビットコインの3つ目の強気材料を紹介する。それは、ビットコインが持つ“第2のゴールド”としての需要拡大だ。
2兆5000億円もの資産をもつ大富豪イーロンマスクは現在、約323億円ものビットコインを保有している(1ドル=140円換算)。
ただし、イーロンだけではない。
米国の著名投資家で、伝説のヘッジファンドマネージャーと称されるチューダー・ジョーンズ。
そしてバフェットやジム・ロジャーズに並ぶ世界3大投資家の一人、ジョージ・ソロスもビットコインの保有を発表している。
世界の大富豪たちがビットコインに投資する理由、それは莫大な余剰資金を使い余しているからではない。資産を守るためにインフレヘッジ、つまり分散投資を行うためだ。
ゴールドはインフレ対策として効果的なことは、あなたもすでにご存知だろう。
ゴールドは希少性が高く、供給量を意図的に増やせない。そのため、円やドルのようにインフレ時に紙幣が大量発行されて価値が落ちることはない。
このような特徴を持つゴールドは、ドルの価値が下がると価格が上昇する。つまりゴールドの価格はドルと逆相関にあるのだ↓
これがゴールドが安全資産として富裕層から好まれている理由だが、、、
ビットコインはこのゴールドが持つ特徴を全て満たしている。
半減期の説明で述べた内容の復習となるが、
・ビットコインの供給量の上限は2100万枚
・その約1930万枚が既に供給済み
つまり、ゴールドと同じようにビットコインも希少性、供給量の制限からインフレヘッジや分散投資に適した安全資産としての特徴を持つ。
そしてドルの価値が下がればゴールドと同様、ビットコインの価格が上昇するチャンスとなる。
だからこそビットコインは“第2のゴールド”と呼ばれ、世界の大富豪たちが注目しているのだ。
そして先日、パウエルFRB議長は2023年の大部分で安定した金利を維持した後、2024年には2回の利下げが行われる可能性が高いというメッセージを発した。
FRBは今年利下げを行い、金融緩和にシフトする見通しを出した、これはビットコインにとって追い風となるだろう。金融緩和によってドルの流通量が増れば、ドルの価値が下がる。つまり、ビットコインが上昇するチャンス到来の大きな材料と言えるだろう。
暗号資産が2024年にダイナミックな強気相場を迎える、その舞台はすでに整っている。
ビットコインETFの承認が実現した今、待望のビットコインの半減期、そしてFRBが2024年に利下げにシフトしたというニュースは強力な強気材料と言えるだろう。
この稀に見る強気な3つのイベントが重なることで、暗号資産は史上最も劇的な強気相場が始まる可能性がある。2024年は暗号資産に注視すべき年となるだろう。
ぜひ次回の記事もお楽しみに
ジュアン・ビラベルデ
いかがでしたか?
ジュアン氏が語るように、ビットコインETF承認後に訪れた直近の下落は、
ゴールドETFやビットコイン先物ETFの承認の時にも見られたものである。
さらにビットコインは2024年、
①ビッグマネーを持った
機関投資家参入による大きな波
②4年に1度しか訪れない
半減期というビッグイベントの到来
③利下げによる“第2のゴールド”
としての需要増加
この3つの強気材料によってさらなる投資チャンスが訪れていることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
そんなビットコインの後押しを受ける暗号資産市場に対し、
IBMやシティグループ、ダウケミカルなども頼る世界的リサーチ機関Grand View Researchは、
2023年までに市場規模が年率12.5%のスピードで拡大すると予測しています。
(2023年〜2030年)
7年後までに2.2倍以上に拡大すると考えれば、悪くない成長率ですね。
ですがご存知でしょうか?
暗号資産を動かすブロックチェーン市場はなんと年率87.7%、暗号資産を圧倒的に上回る爆発的な成長が予測されているんです。
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