2025年も金に投資するべき?
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- 2025年1月9日
- トピックス
2025年が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
2024年は投資家にとって素晴らしい1年になりました。株式市場は非常に好調で、「市場最高値更新」のニュースを何度も目にしました。
好調な市場の中でも、金は2024年に驚異的なパフォーマンスを記録し、約26%の上昇を遂げました。
では、2025年も金は上昇し続けるのでしょうか
・専門家はどのように考えてるのか?
・2025年も金を買って良い?
・金を買う際の注意するべきポイントは?
もしこのように考えているなら、
11歳で株式投資を始め、
大学卒業後すぐにウォール街でプロ投資家としてのキャリアをスタートさせた
ナイルズ氏の記事をお読みください。
2024年金はじつに素晴らしいパフォーマンスを見せました。私は2025年も好調を維持すると予想しています。
そこで、実物の金に投資する際に私が従っている
5 つのルールをお伝えしたいと思います。
ルールその1:長期保有すること
金は収入を生むものではありませんが、
私は金を「ずっと持っておける配当株」のように考えています。
長期間安心して保有できる資産であり、
どんな状況でも財産を守り、増やすために役立つからです。
金は一直線に上昇することはないかもしれないし、
短期間で「あなたの資産を増やす」ようにも見えないかもしれません。
しかし、金は何千年にもわたって、永続的で持ち運び可能、
普遍的に認められた富の形としてその価値を証明してきました。
要するに、私は金を「永遠に持ち続けられる」究極の投資と見なしています。
金は富の保管・増加・危機へのリスクヘッジいずれにも役立ちます。
金を購入タイミングに迷うかもしれませんが、
短期的でなく、永久の投資先と考えるのならばいつ買っても良いでしょう。
実際、金や銀にドルコスト平均法で投資することができます。
これは、短期的な価格変動を平均化し、
時間をかけて堅実な資産を築くための優れた方法です。
ルールその2:長期的なリスクヘッジとして金を所有するには、
物理的に所有すること
これは私の個人的な考えです。
金市場に投資する方法は数多く存在します。
たとえば、安定した収入が欲しい場合は、
配当を支払う特定の鉱山会社に投資したり、
金関連の株式や ETF のオプションを売ったりすることができます。
あるいは、金属価格に比べて大きな利益を得たい場合は、 大きな利益を生み出す可能性のある小型の金鉱山株を購入することもできます。
しかし、最後の手段として、すぐに利用できる、
金融網から離れた富の貯蔵庫として金を所有したい場合、
物理的な金属をお勧めします。
ルールその3:金属の現物に関しては、
2つ選択肢があることを理解すること
宝石は別として、物理的な金に関しては基本的に 2 つの主要な選択肢があります。
1つは、レンガ、バー、またはコインによる地金です。
この方法を取ると、他のアンティークコインなどより
手数料を抑えて購入することができます。
また、信頼できる造幣局から商品を購入すれば、
金をドルやその他のものと交換する時期が来たとしても、問題はないはずです。
もう1つは、貨幣学、つまり収集用のコイン(金貨)です。
金貨というテーマは、この短い記事でカバーできません。
この方法を採用するなら、膨大な知識が必要ということです。
状態、希少性、その他さまざまな要因が関係してきます。
また、金の市場価格に対して、
コインの販売価格が大きく変動する可能性があります。
たとえば、私は 1933 年以前のセント・ゴーデンズ ダブルイーグルを購入するのが好きです。特に、スポット価格に対して 比較的低いプレミアムで取引されている場合はそうです。
これによりスポット価格に密接に連動したフロア(下限)で、
さらなる上昇の可能性が生まれます。
ただし、コインの価格が金そのものの価格よりあまりにも高くなった場合、
投資としてはあまり良いとは言えません。
したがって、レンガ、バー、そして現代のアメリカのゴールドイーグルのような地金コインを選んでください。
ルールその4:本物の金かどうか確認すること
世の中には恐ろしい話がたくさんあります。
もしあなたが購入した金が本物の金ではなかった場合、
あなたの資産に大きなダメージを与えてしまいます。
信頼できる業者から購入する場合はともかく、
個人間でコインを取引する場合などは
本物の金か確認するヒントやコツを知っておいた方がいいでしょう。
まず、重さを確認しましょう。
金の比重は19.32と非常に高く、金属の中でも突出しています。
同じ大きさの銅や鉄と比べて重くなければなりません。
そして、磁石にくっついてもいけません。
また、金製品の表面を検査するために使用できる
非常に安価な硝酸キットもあります。
偽造者は非常に巧妙になっています。
特に、金と同じ密度を持つタングステンの上に金を重ねるという点では巧妙です。 洗練された投資家でさえ騙されてしまうのです。
結局のところ、信頼できるソースから購入することが大切です。
公正な価格を請求し、確実に納品し、
販売した商品に責任を持つソースから購入することです。
ルールその5:通常、投資可能な資産全体の
5% ~ 10% 以上を貴金属に投資しないこと
株式、債券、不動産、その他の資産は、金と同様に価格が大きく変動する可能性があります。しかし、継続的にはるかに多くの資産を生み出す傾向もあります。
したがって、どんな状況でも物理的な金属を保有する価値はありますが、
投資可能な資産全体の 5% 〜 10% を超える金属 (および/または銀)
を保有することはお勧めしません。
良い投資を
ナイルズ・マティヴ
いかがだったでしょうか。
ナイルズ氏は2025年も金が上昇すると予想していました。
そして、金で資産を増やすための5つのルールを教えてくれました。
ナイルズが教えてくれた5つのルールに従っていれば、
2024年に大きな利益をもたらしたように、 2025年も金によって大きく資産を増やすことが狙えるかもしれません。
ナイルズ氏はルールその5で
「投資可能な資産全体の 5% ~ 10% 以上を貴金属に投資しないこと」
と教えてくれました。
米国株や債券、などさまざまな投資先がありますが、
資産配分はどのようにすべきなのか、
何に最も投資すべきなのか
と考たらぜひ月刊Weiss Ratingsを購読してください。
月刊Weiss Ratingsは
今回、「金投資の5つのルール」を教えてくれた
ナイルズ氏がメインアナリストを務める投資月刊誌です。
ナイルズ氏が提供するポートフォリオでは、
5%の金ETFと7.5%の金鉱山株ETFへの投資を推奨しています。
(具体的な銘柄は、「鉄壁のポートフォリオ」と「ダイナミックポートフォリオ」をご確認ください。)
月刊Weiss Ratingsでは毎月
「データに基づき、どんな相場環境であってもあなたが狙った成果を出し続けること」 を目標にあなたの資産形成に役立つ情報をお届けしています。
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ナイルズ・マティブ
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。