次の投資チャンスは「空」にある?
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- 2025年11月14日
- トピックス
次の投資チャンスは「空」にあるかもしれません。
今、世界中で“ドローン革命”が加速しています。
ロシアとウクライナの戦闘では、無数のドローンが空を覆い、
戦局を左右する存在となりました。
有人機とは違い、ドローンは操縦者を危険にさらさず、
長時間・高速で飛行できます。
最新の機体は高性能カメラやレーダーを搭載し、
敵の動きをリアルタイムで分析。
AIによって自律的に目標を追尾し、判断し、攻撃までも行う。
それが、現代戦の「新たな主役」です。
米軍はすでにこの潮流を見据え、
「今後2〜3年で少なくとも100万機のドローンを導入する」
と発表(ロイター報道)。
日本の防衛省もドローン導入を急ピッチで進めています。
さらにとある理由で今ドローンに注目が集まっています。
特にWeiss Ratingsのアナリストが注目するドローン銘柄は直近半年で31.11%上昇し、S&P500(17.15%)を大きく上回っています。
いま、軍事・テクノロジーが交わる「空の最前線」で、
新たな投資チャンスが動き出しています。
ドローンチャンスを知りたいと考えている方はWeiss Ratingsアナリスト
の記事をご覧ください。
中国の最新の動きにより、米国のドローン関連株が急騰ワ
軍用ドローン産業は、離陸を待っている段階ではありません。
すでに飛び立ち、そして加速しています。
世界各国の国防予算は急増し、自律型システムが戦場の戦略そのものを塗り替えつつあります。
そして、米国防総省は「もし敵側にあったら恐ろしい」と言われるほどのドローン技術に
数十億ドル規模の資金を投入しています。
そんな中、週末にスコット・ベッセント財務長官が発表したのが、中国がレアアース(希土類)の輸出規制を緩和するというニュース。
これにより、米国ドローンを動かすモーターや磁石のサプライチェーンがより安定し、コストも低下する見通しです。
つまりすでに年率13.9%という驚異的なスピードで成長している軍用ドローン市場に、さらに強力な追い風が吹き始めたのです。

世界の軍用ドローン市場は、2024 年の405億ドルから2030年までに876億ドルへとほぼ倍増し、年平均成長率 (CAGR) は13.9%と力強い伸びを示すと予測されています。
地域別では、北米が市場全体の約39%を占め、そのうち85%以上が米国によるものです。
そしてここで重要なのが「レアアース価格の下落」が、ドローン市場に与える影響です。
ドローンを飛ばすためのモーターやセンサー、高精度な誘導システムには、レアアース(希土類)が不可欠。価格が下がれば、製造コストが大幅に低下し、より多くの機体が生産可能になるというわけです。
つまり、レアアース価格の低下は、軍用ドローン産業全体の成長に“燃料を注ぐ”ような出来事なのです。
レアアース規制緩和が、軍需産業に追い風をもたらしています
2025年、中国がレアアースの輸出を厳しく制限した際、ネオジム、ジスプロシウム、テルビウムといった主要素材の価格は、一夜にして30〜50%も急騰しました。
その結果、ドローンメーカーのモーター製造ラインが大打撃を受け、生産の遅延、設計変更、コストの急上昇が相次ぎました。
中国は、世界のレアアース精製の80〜90%を担い、さらに、ドローンの推進や誘導システムに使われる焼結磁石のほぼ全量を生産しています。
つまり、わずかな輸出規制の緩和であっても、業界全体のコスト負担を大きく軽減する効果があるのです。
これにより、素材価格は安定し、生産スケジュールも正常化。
アメリカ・オクラホマ州やテキサス州で進む国産磁石工場の稼働拡大に向けて、メーカー各社はようやく呼吸の余裕を取り戻しつつあります。
ほとんど「Made in America」 ただし例外もあります
米軍用ドローンには、国防調達規則補足(DFARS 225.7018)および米国防権限法(NDAA)第848条により、重要システムにおける「特定外国企業(中国など)」製の部品使用を制限する、非常に厳格な国内調達ルールが課されています。
しかし現状では、レアアース磁石だけは例外扱いです。
米国内で磁化・加工・組み立てといった実質的な変換が行われていれば、国内産として扱われる抜け道(ループホール)が存在します。
この仕組みのおかげで、アメリカの防衛用ドローンメーカーはなんとか中国のレアアース供給に依存しながらも生産を維持してきました。
ただし、常に北京の輸出政策次第というリスクを抱えたままです。したがって、もし中国が輸出規制を緩和すれば、米国メーカーは即座に恩恵を受けることになります。
中国の輸出規制が撤廃、あるいは許可プロセスが緩和されれば、次のような好影響が見込まれます。
・原材料コストの低下と安定化により、米国および同盟国メーカーの利益率と競争力が向上
・生産停止や設計変更リスクの軽減で、在庫・納期の安定を確保
・サプライチェーン全体のインフレ圧力が緩和され、大手だけでなく中小メーカーにも恩恵
・投資家心理の改善。今年は供給不安とコスト変動がドローン株の足を引っ張っていたが、見通しが明るくなる
要するに、レアアースの供給安定は、「軍事ドローン」だけでなく、ドローン市場全体の再加速を後押しする要因になりつつあるのです。
投資家への示唆 いま何が起きているのか
軍事ドローン市場の成長を牽引しているのは、固定翼の戦闘ドローンと、AIを活用したISR(情報・監視・偵察)プラットフォームです。
米国防総省が進める「協調戦闘機(CCA:Collaborative Combat Aircraft)」計画では、
有人戦闘機と自律型ドローンを連携させ、次世代の戦闘力を何倍にも引き上げる構想が進んでいます。
そして今回のベッセント米財務長官の発表(中国のレアアース輸出緩和)は、まさにこの急拡大中の防衛セクターの最大のボトルネックを取り除くものです。
レアアース価格の緩和によって、小型偵察用クアッドローターから長距離ジェット型UAVまで、ドローン製造コスト全体のカーブが下がります。
さらに、
世界的な国防予算の拡大
AIによる標的精度の向上
国防総省の積極的な調達姿勢
これらの要素が重なり、ドローン産業の成長軌道は垂直上昇モードに入りました。
投資家はどう動くべきか?
SPDR S&P 航空宇宙・防衛ETF(XAR)を紹介します。
このETFには、筆者の推奨銘柄の中でも特に好調な軍事ドローン関連株が多数組み込まれています。
チャート(日足)を見ると、XARは数週間にわたりもみ合いを続けたあと、いま明確にブレイクアウトを始めた局面にあります。
つまり、今回のレアアース緩和ニュースは、ドローン関連株に追い風を与える材料であり、
もし今この流れに乗ることができれば、あなたのポートフォリオにも強力な上昇気流をもたらす可能性があります。
いかがだったでしょうか?
レアアース規制の緩和により、
原材料コストが低下・安定化し、
年率13.9%という驚異的なスピードで成長する軍用ドローン市場に
強力な追い風が吹くと見られています。
中でも注目すべき銘柄が、
SPDR S&P 航空宇宙・防衛ETF(XAR)。
直近半年で31.11%上昇し、
S&P500(17.15%)を大きく上回っています。(2025/11/13時点)
米政府が数十億ドル規模で投資するドローン分野でリターンを狙うなら、
是非XARに注目してみてください。
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