「すべてが回復」した後、何が起きるのか?
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- 2021年1月8日
- トピックス
2020年が(ようやく!)過去のものとなった今、昨年はどんな資産が上昇しただろうか?
『ウォールストリートジャーナル』の記事によると、基本的にはすべての資産が上昇した。 このように物語っている。
「市場が記録的な大荒れを見せる中、投資家はビットコインから新興市場まであらゆるものに投資した。年が変わって、彼らは強力な経済回復によりさらに収益が高まるとの期待感を強めている。 「すべてが回復」という広範な資産の上昇が2020年後半に加速し、S&P500は先週、2020年の33回目の記録更新を達成した。」
この記事では、S&P500が2020年3月のCOVID-19の暴落時に付けた安値から68%急騰したことを指摘している。3月末から測定した場合、米国株、世界の株式、コモディティはすべて35%以上の上昇を記録した。 過去半世紀でこれまでにわずか2度しか起きていないことだ。
これほどまでに強力で広範囲に回復が起きた要因は何だろうか?
政府から資金の大量注入が続いているからである!
失業給付金の増加と米国市民への直接的な支援などの財政刺激策と、FRBからのマネー増刷による資金注入・・・。バイデン次期大統領が就任した後、この両方を期待することができる。
市場は、これまで長年見たことがないほどの大騒ぎである。そして収益はさらに目を見張るものがある。一般の国民がひどく苦しみ、COVID-19のパンデミックで米国では毎週何千人もの死者が発生していることを考えると、尚更である。
このような収益は今後も続くのだろうか? 2021年は、2020年のような年になるだろうか?その兆しは早いうちに得られるだろう。
2021年やこの先2、3年のうちにFRBがゼロ金利政策(ZIRP)を見直す理由は全くない。 そして、市場を公的資金で溢れ返させるのをやめる理由もない。
これらの資金注入によって、ドルには売り圧力がかかり、金銀、仮想通貨は下支えを得て、資産価格はより広範に上昇し続ける可能性がある。 このグラフでも2020年3月から年末までまさにそのような状況だったことが読み取れる。
ということで、市場は「新年、心機一転」という気分ではないらしい。 それでもワイスのランキングから、あなたのポートフォリオにぴったりの、高格付けを得ている、一流で質の高い銘柄を見つけることができる。
私が以前から推奨してきた、「セーフマネー」の投資戦略にしっかり従おう。この戦略に従うなら、2020年もそうだったように、2021年もがっかりさせられることはないと考える。
最後に、最新のランキングのトップ銘柄を紹介しよう。しかし、これらのランキングは変動する。新しいデータが入り次第更新されることをお忘れなく。
それではまた
マイク・ラーソン