バイデン政権のインフラ計画によって富をもたらす可能性のある銘柄
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- 2021年4月8日
- トピックス
先日、バイデン大統領はピッツバーグで2兆ドル規模の大型インフラ投資計画を発表した。
これは、1960年代の宇宙開発以来、最も大規模な政府投資だ。
具体的には、4本の柱から構成された今後8年間に渡る計画となっている。
・ 交通インフラへ6210億ドル。この中には、公共交通機関に対する連邦政府の資金援助の倍増や道路、橋、電気自動車(EV)に対する資金援助も含まれている。そのうち14億ドルは、電気自動車の充電ステーションなど、代替燃料の充電インフラに充てられる。
・高速ブロードバンドや電力網の改善に関連した対策に6500億ドル。このうち400億ドルは新しい汚水処理インフラに、250億ドルは水道インフラに充てられる。
– 米製造業の強化に5800億ドル。ここから非国防関連の研究開発に過去最大の約1800億ドルを充てる。これには、EV技術、軽量素材、5G、さらには人工知能などの研究が含まれる。
今回提示したインフラ法案の財源は、法人税率を21%から28%に引き上げるなどして賄うとしている。
今後、インフラ法案は、米議会で審議される予定だ。ナンシー・ペロシ下院議長は、7月4日までに下院での可決を目指しているが、共和党はすでに難色を示しており、大きく修正される可能性もある。
しかし、ウォールストリートは、インフラ計画内容が途中で変更されたとしても、可決されることに賭けている。
多くのメディアの専門家は、法人税増税のニュースを受けて株が急落していないことを不思議に思っているが、私は違う。
ウォールストリートへの風の便りで、議員達が各企業の後援者に以前から知らせていたことは間違いない。そのため、このニュースは織り込み済みだ。
私は、インフラ投資に関するETFに注目している。
グローバルX・USインフラストラクチャー・ディベロップメントETF(PAVE)は、米国内のインフラ銘柄に特化している。つまり、米国のインフラ投資増加の恩恵を受ける企業のバスケットを保有しているのだ。
保有銘柄には、ディア(DE)、パーカー・ハネフィン(PH)、イートン(ETN)、ノーフォーク・サザン(NSC)、エマソン・エレクトリック(EMR)が含まれる。
保有銘柄の多くは、1株あたり数百ドルで取引される高価格帯の銘柄であり、個別で購入するは高すぎるかもしれないが、ETF自体は手頃な価格となっており、最近では1株25ドル前後で取引されている。
同ファンドの運用資産は22.6億ドルで、総経費率は0.47%。
最近は出来高が急増している。当然だろう。
あなたに莫大な富をもたらすかもしれない動きだ。
あなたの成功を祈って。
ブロドリック
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