年が変わってもどのように安定収入を生み出すか、という課題は変わらない
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- 2021年1月15日
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新しい年になったが、投資家が直面している問題は以前と同じだ。
「どのように確実かつ一貫して、ライフスタイルを維持できる収入源を得るか」である。
なぜ問題が変わっていないのだろうか?
昨年のこの時期、既に金利や配当利回りは低水準になっていた。しかし、2020年が始まって数週間後にパンデミックが世界を席巻すると、その水準はさらに下がることになった。
米国債や社債、マネーファンドなど、どこを見ても、遠目ですら魅力的な利回りを見つけることはほぼできない。ここ数週間で米国10年債利回りは、小幅に上昇しているが、それを考慮に入れてもそう言える。
「米国債の利回りが今後変わっていく」と言えれば良かったのだが。つまり、私が言わんとしているのは、我々は皆、預金金利の利回りを0.01%でも増やせたらと思うのではなかろうか?でも、米国債の利回りは変わらない。
人口統計や構造の問題、債務関連などが長期金利の利回りを圧迫しそうだ。そして、FRB=米連邦準備理事会は、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をほぼゼロに固定したまま、毎月1200億ドルの国債と住宅ローン担保証券を買い続けると約束している。
さらに、最近米議会では痛ましくショッキングな出来事が起きたが、状況は変わらない。
なぜならバイデン次期政権も、それに対抗する共和党員も、FRBが金融政策方針を変えることを望んでいないからだ。政治家はどんな派閥に所属していようと、あなたのような配当狙いの投資家に対する影響は、意に介さず、低金利のあぶく銭で資金の流動性を維持したいと考えている。
結論は、低金利・低利回り・低配当の状況がしばらく続くということだ。だからこそ、投資家は自分で解決策を見つけることが必要不可欠になっている。
それではまた
マイク・ラーソン
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