EVが急上昇する中、ブームに乗るための3つのETF
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- 2021年2月24日
- トピックス
2月に入りテスラ株が調整局面入りとなっているが、EV=電気自動車が今年の相場の大きなテーマに変わりはない。
EVの売上規模は、自動車業界全体のまだごく一部を占めるに留まっているが、賢い投資家は、売上が今後さらに増加していくことを知っている。
そして、売上がブームを迎えれば、これらの銘柄は上昇トレンドを描くだろう。
あなたもこの流れに乗るべきだ。
よって今回はEVブームに乗ることができる3つのETFを簡単に紹介したい。
ポイントは、いずれのETFも流動性があり、簡単に売買することができるという点だ。
ETF①:DRIV
グローバルXオートノマス&エレクトリック・ヴィーイクルETF(DRIV)は、ソラクティブ・オートノマス&エレクトリック・ヴィーイクル・インデックスに連動する銘柄のバスケットを保有している。
EVや自動運転に関連する車の銘柄を保有しているETFで、自動車メーカーだけでなく、チップメーカーやその他の自動車部品、通信、ソフトウェア、エレクトロニクスなどが含まれている。
ファンドの保有資産の約22%は自動車メーカーで、半導体も22%となっている。そして、保有銘柄はアメリカ、中国、日本、韓国、ドイツなど各国をまたがっている。
DRIVの上位5つの保有銘柄は、アルファベット(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)、インテル(INTC)、エヌビディア(NVDA)とアップル(AAPL)だ。
グーグルとアップルが含まれていることに驚きがあるかもしれないが、両社は自社の自動車開発を協議している。このうち、グーグルは、フォード車にGoogleアプリと無線ソフトウェア・アップデートを搭載するために、フォード・モーター(F)との6年間の提携を行っている。
DRIVが保有している自動車メーカーは、6位のテスラ(TSLA)、続いて8位のトヨタ自動車(TM)だ。
経費率は0.68%。
ETF②:IDRV
iシェアーズ・セルフドライビングEV&テックETF(IDRV)は、電気自動車、バッテリー、自動運転技術銘柄のバスケットを保有している。
経費率は0.47%。
このファンドが保有している銘柄の上位5位は、テスラ、アルファベット、インテル、サムスン、アップルだ。トヨタが6位となっている。
これだけ保有銘柄が似ているならば、IDRVのパフォーマンスはDRIVと一致していると思うだろうが、それは違う。後ほどチャートを見てみよう。
ETF③:BATT
アンプリファイ・リチウム&バッテリー・テクノロジーETF(BATT)は、バッテリー貯蓄だけでなく、バッテリーのサプライチェーンにも力を入れており、リチウム、コバルト、ニッケル、銅の鉱業株を保有している。
経費率は0.59%。
このファンドの素晴らしい点の一つは、アメリカ人には簡単に買えない銘柄へのエクスポージャーがあることだ。
保有株トップは中国の電池メーカー、コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジーで、その後にテスラ、大手鉱山会社のBHPビリトン(BHP)、中国の電気自動車会社のBYD(BYDDF)、LG化学(LGCLF)が続いている。
お分かりのように、BATTは中国への比重が高く、中国企業への投資比率は38%となっている。約13%が米国に本社を置き、オーストラリアや韓国などにも保有している。
EVブームの中において、短期的な株価の変動に一喜一憂することはなく、中長期的な視点で見ていくとさらに大きな利益が待っていることだろう。
取り残されないようにしよう。
あなたの成功を願って。
ブロドリック