待ち望まれたアルトシーズンの到来
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- 2021年4月5日
- トピックス
先週は、イーサリアムが21日移動平均線を割り込み、一時的な調整の動きとなった後、2大暗号通貨は落ち着きを取り戻した。
一方、アルトコインは、上昇基調が続く。
– ビットコイン(BTC, 格付け「A-」 )は、6万1000ドルを超える新高値を目指し、6万ドルに近づいている。
– イーサリアム(ETH、格付け「A-」)も、2000ドルを超える前回の高値を超えてブレイクアウトするかどうかが注目されている。
– 先週木曜日までの6日間の取引で、ワイス・クリプト・インデックスはおおむね上昇となった。
では、先週のワイス・インデックスのパフォーマンスを見ていこう
先週の指数データは、グッドフライデーによる祝日のために1日短かいが、大きな動きが続いた。
先週は、暗号資産(仮想通貨)市場全体が上昇した。この6日間の取引では、注目すべきほとんどの暗号通貨が上昇し、ポジティブな業界ニュースが市場のセンチメントを上向かせた。
先週は、大手の暗号通貨が大きく上昇したが、あまり定着していない暗号通貨がより速いペースでロケット化するという、アルトシーズンの継続も見られた。
ワイス・50・クリプト・インデックス (W50)は、ほぼ市場全体が力強い上昇となったため、17.21%の上昇を見せた。
ワイス・50・Ex-BTC・クリプト・インデックス (W50X)は20.40%上昇し、市場全体のパフォーマンスが暗号資産の王様を若干上回ったことを示している。
4/1までの1週間のパフォーマンスを時価総額別に見てみると、あらゆる規模の暗号資産が一貫してパフォーマンスを上げていたことが分かってくる。特に小規模の暗号通貨は、大規模・中規模の暗号通貨よりも早く急騰した。
大手通貨が新高値を更新する勢いを背景に、ワイス・ラージキャップ・クリプト・インデックス (WLC)は、16.31%の上昇となった。
中規模コインは大規模コインをわずかにアウトパフォームしたが、ほぼ同様の動きとなり、ワイス・ミッドキャップ・クリプト・インデックス (WMC)は22.71%上昇した。
最大の勝者は小規模コインで、大規模・中規模コインを大きく上回り、ワイス・スモールキャップ・クリプト・インデックス (WSC)は55.60%も急騰した。
中小規模コインのパフォーマンスは、アルトコインがしっかりと「離陸」していることを示すものだが、アルトコインがより派手な成長を見せているにもかかわらず、最大規模の暗号通貨が依然として上昇していることは、さらに良い兆候かもしれない。
ビットコインとイーサリアムは最も重要な取引コインであり、小規模なプロジェクトへの大きな流出にもかかわらず、通常より短い取引週の間に強い展開を見せた。
暗号の王様を新たな高みに押し上げる強気要因は数多くある。
特に、資産運用会社よる富裕層顧客への仮想通貨サービス提供が間近に迫っていることや機関投資家による採用が急増していること、企業のバランスシートに資産として計上され始めていることなどが挙げられる。
ビットコインとイーサリアムがこの勢いを維持できるかどうかが重要であり、新たなブレイクアウトは、アルトシーズンの進行に伴い、特に強気のサインとなるだろう。
あなたの成功を祈って。
サム