バフェット、暗号資産の関連株で大儲け
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- 2023年11月30日
- トピックス
「10年後や20年後にビットコインが存在しなくても驚かない」
これは、今からおよそ9年前のバフェット氏の発言です。
これまでビットコイン否定派として知られてきたバフェット氏ですが、実は最近、暗号資産の関連株に投資していたことをご存知でしょうか?
バフェット氏が投資しているのは、ビットコインなどの暗号資産の取引サービスを提供する新興企業。
暗号資産は昨年起きた“アメリカ史上最大級の金融詐欺事件”をきっかけに今大きな転換点を迎えており、
暗号資産に精通するWeiss Ratingsのアナリストであるジュアン氏は前回の記事で、
「この事件をきっかけに大きな上昇への第一歩を踏み出した暗号資産は、 これから多くの投資家が参入するホットなテーマとなるでしょう」
と語りました。
今回は、暗号資産の今後の見通しについてジュアン氏の最新記事をお届けします。
これから起こる価格調整でパニックにならないで
今年に入ってビットコインは125%以上も上昇している。
これはS&P500のおよそ6.5倍もの上昇率であり、特に10月中旬から1ヶ月ほどで40%近い上昇を見せている。
しかし、ボラティリティが常に上向きとは限らない。コツは、市場の短期的な動きに流されないことだ。船の操縦士になったつもりで「ボラティリティは暗号市場の帆に吹く一時的な風」だと思って欲しい。
風は市場価格を上にも下にも動かすが、優れた船長はどの方向へ風が吹いても船を巧みに操り、目的地までたどり着くことができる。
Weiss Ratingsは、あなたが一流の船乗りになるための手助けとして、暗号市場の動向や今注目すべき暗号資産を定期的に紹介している。
一方で私は以前から、暗号市場は一直線に上昇するものではないと警告している。熟練の船乗りが風向きの変化に可能性を見出すように、
鋭い投資家は「市場のボラティリティは予測不可能ではあるが、大きな利益を得るために活用できる」ことを理解している。
次の強気相場の初期段階では、市場のあらゆる変動(下降局面も含む)が、利益を得るチャンスとなる。
市場が昨年の安定した段階からよりダイナミックな段階へと移行するにつれ、さまざまな暗号通貨で価格の動きが活発化し、短期的な取引と長期的な戦略的投資の両方に活路が開かれているのだ。
その結果、現状がある。
10月中旬から1ヶ月で42%という急騰を見せた今、投資家にとって重要なのは、これから調整局面が訪れることを予想することだ。
実際に暗号資産の調整を目の当たりにすると、株式や債券といった従来の金融市場で起きる短期的下落が平凡なものに思えるだろう。事実、暗号資産は強気相場であっても価格が30%も下落することがよくある。
これは暗号市場に見られる、拡大と収縮の周期的な性質が引き起こすものである。 長期的な上昇の後に調整局面が訪れることは、単に予想されるだけでなく、市場が長期的に安定を保つために健全なことでもあるのだ。
この調整局面は、11月18日時点ですでに始まっているように見えるが、投資家が戦略を練る重要な瞬間となる。強気市場の興奮と市場力学のバランスをとるために、注意深く、しかしどちらに転んでもいいように準備を進めよう。
この調整局面は、潜在的に極めて有利な強気相場が到来する前兆であることを忘れてはならない。
賢明な投資家はこの調整を、「ポートフォリオを強気相場モードに調整し、さらなる価格上昇を前に好みの資産を積み増す確かな機会」としてとらえるべきである。
ではこれから来るであろう調整局面ではどんな銘柄に注目すべきなのか?
今注目すべき3つの暗号資産銘柄を見ていこう。
調整段階(買いチャンス)の3銘柄
まずはマーケットリーダーであるビットコイン(BTC、格付け「A-」)だ。 10月に入ってから31%上昇している。3万ドルを下回って始まったこの相場は、いくつかの抵抗線を通り過ぎて、ついに3万8000ドルで跳ね返された。
ビットコインはすでに自然な調整を始めており、価格は数週間下落傾向にあるというシナリオが最も可能性の高いシナリオだ。
この調整は時間が解決してくれるだろう。しかしビットコインが3万8000ドルを突破すれば、しばらくはそれ以下の値を見ることはないだろう。 だからこそ、強気相場の調整は買いのチャンスなのだ。
ビットコインの次は、イーサリアム(ETH、格付け「B」)だ。
ビットコインが幅広い市場の先導者であるのに対し、イーサリアムは通常、アルトコイン(ビットコインの後に登場した暗号資産の総称)市場のリーダーとして見られている。
イーサリアムは過去数週間、ビットコインよりも動きが鈍かったが、すでに価格調整の初期段階にあるように見える。
ETHはここ数日で2000ドルのサポートを失い、すぐに上昇に転じなければ移動平均線を割り込む可能性がある。上のチャートの青い線で示された200週移動平均線は、ETHがそこまで下落した場合、強力なサポートとして機能するはずだ。
この次の調整は、今までにETHへの参入や積み増しに失敗した人々にとって絶好の買い場となる可能性がある。強気相場が確認された今、ETHへの投資にもっと自信を持つことができる。
最後に、アルトコイン市場が少し調整に向かう可能性が高いことをさらに証明するために、10月初めから11月14日の高値98セントまで85%上昇したもう一つの人気アルトであるポリゴン(MATIC、格付け「B」)を見てみよう。
14日から現在に至るまで、MATICは約12%下落しており、さらに下落する危険性がありそうだ。
ポリゴンは、65~75セントの間で支持される可能性があると見ているので、私たちはそのチャネルに注目していく。
ポリゴンが65セントまで下落すれば、今後の強気相場において多くの注目を集めるはずだ。絶好の参入機会となるだろう。
次に起こること
ここ最近起きた暗号市場の急騰を観察するとき、上昇の前後にはこのような調整期がしばしば訪れることを認識することが極めて重要である。
この潮の干満は暗号市場の世界の特徴であり、今回の急上昇のような大きな動きの前後には調整が行われることが多い。
現在、ビットコインは10月初めから34%という驚異的な上昇を見せた後、減速の兆しを見せている。イーサリアムとポリゴンも近々調整の兆しを見せており、アルトコイン市場全体の転換を示唆している。
これは典型的な市場行動であり、調整局面(長期的な市場成長にとって健全かつ必要な調整)が進行中である可能性を示唆している。
繰り返しになるが、賢明な投資家は、こうした動きを警戒すべきことではなく、むしろ好機と捉えるべきであることを知っている。 最初の上昇に乗り遅れた投資家にとって、こうした調整は市場への貴重なエントリー・ポイントになるかもしれない。
この自然な市場サイクルに気を引き締めながら、こうした調整は次の強気市場への道を開くものであることを忘れてはならない。そして当社アナリストやマーケットの現在のトレンドが示すように、すでに市場はその初期段階にある。
主要なサポート・レベルに目を配り、チャンスがあればそれを逃さないようにしよう。これまでのように、Weiss Ratingsでは定期的に更なる分析とアップデート情報を記事でお届けするのでお楽しみに。
健闘を祈って。
ジュアン・ビジャベルデ
アレックス・ベンフィールド
いかがでしたか?
ジュアン氏はこの記事で何度も「暗号資産の特徴である“調整”」に触れていましたが、その理由は
「最初の上昇に乗り遅れた投資家にとって、“調整”は市場への貴重なエントリー・ポイントになるかもしれない」
からでした。
この分析は、今までにETHへの参入や積み増しに失敗した人々にとって絶好の買い場になるかもしれませんね ^^)
ですが、もしあなたが
「暗号資産に直接投資するのはちょっとまだ怖い」
と感じているのなら、、、
バフェット氏のように暗号資産の関連企業を探してみるのも悪くない、
いや素晴らしい投資判断になるかもしれません。
というのもバフェット氏は冒頭のニュースで紹介した暗号資産の新興企業に加え、実はもう1社、暗号資産の関連企業に投資しているんです。
しかもその企業には冒頭の企業の2倍以上、2,200億円以上もの額を投資しています。
このバフェット銘柄は
“あるテクノロジー”のイノベーション企業。
そして“あるテクノロジー”は、
今後年率59.9%と暗号資産の5倍以上のスピードで成長し、2030年には約27倍もの爆発的な拡大が予測されています。
バフェット氏の本命はそんな急成長テクノロジーで注目を集め、創業57年の歴史を持つこの老舗企業かもしれません。
ぜひ以下のリンクから
・「暗号資産の生みの親」が発明した“あるテクノロジー”
・バフェット氏が2,200億円以上も投資する老舗企業
の正体を確認してください。
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