最注目のAランク銘柄1選
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- 2024年2月13日
- トピックス
経済は第3の扉に向かっているようだ。
第1の扉は、全体的な経済の低迷とインフレ率の低下だった。2020年ごろの話だ。
第2の扉は、経済とインフレ率の上昇で、2022年から2023年ごろだ。
第3の扉は、全般的な経済の強化、GDPの増加、インフレ率の低下である。
先週木曜日に発表された2023年第4四半期のGDP報告で、まさにそれが明らかになり、投資家にとっては朗報となった。
GDPは3.3%の伸びを示し、予想の2%を大幅に上回った。
2023年第4四半期、個人消費支出は2.8%伸びている。
新規失業保険申請件数が21万4000件となり、前週から2万5000件増加ししたものの、間違いなくこの景気は底堅い個人消費と依然として極めて堅調な労働市場によって支えられている。
インフレの抑制と好調な経済の両立が続き、市場は大きな危機を迎えることなくソフトランディングするのだろうか。
答えはわからない。私はこの場で株式市場にポジティブなデータと、ネガティブなデータの両方を、いくつも提示することができる。確かに、インフレ率は下落してきているとは言えFRBの目標と比べれば高く、消費者の出費もかさんでいるため、債務残高は心配なレベルだ。
それらをみて私からのアドバイスは、何ヶ月も指摘してきた通り、投資家は「慎重に楽観的に」なるべきだということだ。
ポジティブなデータもネガティブなデータも数えきれないほどあるが、市場参加者はポジティブなデータに重きを置いているようだ。株式市場は勢いを維持し、上昇を続けている。
最高値を更新する株価
先週の市場ニュースは、主要株価指数が2021年後半以来の史上最高値で引けたという話題で持ちきりだった。
決算シーズンの初期段階で、これまでのところ、かなりポジティブな決算結果が多い。
メタのようにニュースメディアのヘッドラインを飾る銘柄もあれば、誰も話題にせずひっそりと、しかし素晴らしい決算の株価推移で投資家にリターンをもたらしている銘柄も存在する。
私は投資家のサポートをするためにこの仕事をしている。そこで今日は、Weiss Ratingsが「A」ランクにアップグレードした、最新の銘柄に注目していただきたい。
Aランク銘柄は常に注目に値する。なにせ数千ある銘柄の中でわずか数銘柄しか与えられない最高評価だからだ。Aランク銘柄が常に上昇するわけではないが、アルゴリズムが数千銘柄の中で最も素晴らしいと判断したからには、何か特殊な魅力を持っているはずだ。
高値をつける新たなワイス格付け「A」銘柄
Weiss Ratingsの株式スクリーナーへアクセスし、Aランク以上の銘柄で最近アップグレードされた銘柄だけに厳選したところ、この4銘柄が表示された。
私はAランク銘柄であればどれも検討に値すると考えているが、その中でも今回はトランスダイム・グループ(TDG)に注目したい。
指標の上昇、EPSの増加、営業キャッシュフローの4億600万ドルから4億6200万ドルへの増加により、1月19日に格上げされた。
同社は米国内外で航空機部品の設計、製造、供給を行っている。この5年間で175%上昇した。実際、過去1年間だけでも53%の伸びを見せている。
航空株はパンデミックによる大暴落から大きく立ち直ったが、この業界にはまだ良い投資機会がある。
アメリカン航空(AAL)は先週、非常に好調な決算を発表したが、トランスダイムはさらに素晴らしい投資先だと考えられる。
過去数年間のトランスダイムの格付け履歴は以下の通り。
格付けが「A」であることはさておき、旅行・航空業界の回復や世界的な国防予算支出の増加など、トランスダイムに対するマクロ的なトレンドは良好である。
財務的には、Aランク銘柄であるため当然といえば当然だが、非常に強いポジションにあるようだ。強力なキャッシュフローと収益を生み出してきた。
ぜひトランスダイムに限らず、最新のAランク銘柄を見て、調査を進めて欲しい。きっとあなたの好みに合った、あなたのポートフォリオに加える価値のある銘柄に出会えるはずだ。
市場がどのような結果をもたらそうとも、あなたの資産形成において重要な決断を行う際に、Weiss Ratingsを利用するうことは、非常に賢明な行動であると私は考えている。
株式だけでなく、銀行、投資信託、ETF、暗号通貨、保険会社もカバーしていて、すべてWeiss Ratingsのサイトで確認できる。
健闘を祈って。
ギャビン・マゴール
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。