大麻株を購入するなら、米国企業だ
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- 2020年9月4日
- トピックス
第2四半期の大麻株の数字がほぼ出揃い、強いメッセージ示している。
「アメリカ買い」だ。
カナダの大麻企業ではなく、米国のマルチ・ステート・オペレーター(MSO)を買うという事だ。
これは、ここ数年大麻ビジネスの見出しを読んできた人は、ちょっとした違和感を覚えるだろう。カナダの大麻企業が支配している傾向がある。しかし、(大麻企業を買うなら、米国の大麻企業を買った方がいい事を)数字が証明している。
これは、米国のとカナダの大企業の収益を比較した表だ。
資料:新規大麻ベンチャー/企業財務報告書
私が気に入っている米国の大手大麻企業の収益は、平均して、四半期比で27%、前年比で156%増加している。
一方、カナダ企業の収益は、平均して前四半期比で3%の減少、前年同期比では33%の増加にとどまった。
明らかな違いだ!
さらに、カナダ企業と比較すると、より多くの米国企業が収益を上げているか、あるいは収益を上げているに近い状態となっている。
この表には、いくつかの注意点がある。
1.カナダ企業はカナダドルで報告している(米国企業の一部と同様に、米国とカナダで二重に報告しているため)。よって、全て米ドルに換算してある。
2.メッドメンを購入するくらいなら、資金をゴミ箱に入れて火をつけた方がマシだと、はっきり言い切ったにも関わらず、メッドメン・エンタープライゼズ(MMNFF)を含めてある。
メモ:次の決算が出たら、メッドメンについて勘違いしていたと認めよう。だが、そうなるとは思ってはいない。
3.テラセンド(TRSSF)は、米国とカナダで事業を展開している会社だ。厳密には両方のリストに入る可能性がある。
4. リバティ・ヘルス・サイエンシズ(LHSIF)は、フロリダでしか運営していないので、厳密にはMSOではない。
私にジョイント(紙巻きたばこ状の大麻のこと)が回ってこない理由は、このようなカナダの企業は、ナスダックやニューヨーク証券取引所のような米国の大手取引所に上場する資格があるが、業績の良い米国企業はそれができず、店頭上場を余儀なくされているからだ。
カナダでは大麻は合法だが、アメリカでは連邦レベルでは合法ではない。
今は「まだ」。
次の選挙で変わる可能性は?
可能性はある・・・結果次第だろう。
トランプ政権は現状に満足しているようだが、バイデン政権は事態を揺るがす可能性がある。
今週のABCニュースのインタビューで、カマラ・ハリス上院議員は、バイデン政権は連邦政府が大麻を合法化するだろうと述べた。
合法化には至らなくとも、大きな変革のきっかけとなるだろう。
念のために言っておくと、私は民主党がホワイトハウスに勝つ可能性は50%しかないと考えている。
様子を見ていこう.
あなたの成功を願って。
ショーン・ブロドリック