大統領選が間近に迫る中、関連する市場のボラティリティから逃れるため、この企業に退避しよう
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- 2020年10月12日
- トピックス
いよいよ大詰め。マラソンなら最終直線コース、野球なら最終回に例えられよう。というのは、大統領選期間のことだ。
今年は衝撃的な出来事が次々に起き、市場も激しく乱高下したので、大統領選の最後の数週間が不安定なのも当然のように思える。
最近最も衝撃的だったのは、トランプ大統領と複数の高官がCOVID-19に感染したことだ。マーケットは急落し、その後大統領が健康面で最悪のシナリオを回避したことが明らかになると急反発した。
しかし、この市場を動かしているのは、パンデミックや目まぐるしく変化する選挙動向だけではない。景気回復の鈍化が懸念されたり、白熱していたテクノロジー株が一時的に主導権を失っていることなども、株価が安定しない一因となっている。
正味でどれほど影響があるだろうか?
この2ヶ月間、平均値は全く変化なし。そして、VIXなどのボラティリティ指標は依然高水準にある。
このような時には、相場に対し「セーフマネー」のアプローチを取り続けることが、今まで以上に重要になってくる。2018年の最初の数ヶ月以来、このアプローチは容易に市場を凌いでいる。そして市場が下向きの時には多くの投資家が自分の資本を守れるよう助けている。
この戦略は、手元の現金水準を高く保ちつつ、株式投資のリスクヘッジのために国債や貴金属により多くの資金を配分する方法をとっている。そして、やや保守的な分野の高利回り・高格付けの銘柄にも注目すべきだろう。
読者の皆さんは、これら分野の企業や投資スタイルの分類のリストにアクセスすることができる。最高の高配当株ランキングはポジションを開始するのに最適だ。
このランキングのトップ銘柄は、メディカル・プロパティーズ・トラスト(MPW、格付け「B-」)である。
これは不動産投資信託(REIT)で、利回りは5.8%、過去6ヶ月間だけで合計32%ものリターンを生み出している。
来月の選挙で誰が当選しようと、今からどれだけ市場が変動しようと、このような優良銘柄は異彩を放ち続けることだろう。同社株をポートフォリオに保持したり、他のランキングの上位銘柄も含め、買い増しすると良いと思う。
こちらは10月5日(月)時点での各ランキングのトップ銘柄だ。しかし、これらのランキングは変動する。新しいデータが入り次第更新されることをお忘れなく。
各ランキングの最高評価銘柄の最新リストは、以下を参照いただきたい。
それではまた。
マイク・ラーソン