バイデン政権が打ち出した第二弾の「資金の洪水」の活用方法をお伝えしよう
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- 2021年4月2日
- トピックス
バイデン政権からの「資金の洪水」は一旦引くと、あなたは考えているだろうか? その件について、バイデン政権は言っておきたいことがあるようだ。
バイデン大統領は、先日、今後8年間で2兆ドル規模のインフラ投資計画を発表した。
バイデン大統領の「ビルド・バック・ベター・リカバリー・プラン(より良い復興計画)」のリストには以下の項目が含まれている。
・ 橋、道路、鉄道路線、港湾、5Gネットワークなどインフラ整備に1兆ドル
・コミュニティカレッジの無償化、幼稚園の拡大、有給休暇制度などへの追加予算
・クリーンエネルギーや気候変動への取り組み
・職業訓練プログラム
・エネルギー効率に優れた低価格な住宅を最大100万戸建設するための予算
どれもこれも盛り込まれている。
この計画があまりにも大規模なので、政府は展開プロセスを2つのステップに分けようとしている。今週はインフラ投資が中心となり、来月はその他の提案が中心となる。
民主党は、すべての支出を借金で賄うのではなく、法人税や超富裕層への増税などで賄うことを検討している。
しかし、それだけですべてをカバーすることはできない。つまり、借りて使うという流れは今後も続くのだ。
市場は、政府債務が増えるという長期的なネガティブ要素より、もっとお金が回ってくるという短期的なポジティブ要素に焦点を当て続けると考えられる。
よって、このような状況が続く間、我々のランキングを使ってその状況を利用しよう。
私は、強い成長環境で最も効果を発揮する傾向がある銘柄に注目することが重要であると考えています。それには、素材、工業、消費財、金融、エネルギーなどの分野の企業が含まれるだろう。
どの企業がそれらの分野に当てはまるか、我々のランキングが参考になるだろう。
最後に、3月29日月曜日時点のランキングのトップ銘柄を紹介しよう。
しかし、これらのランキングは変動する。新しいデータが入り次第更新されることをお忘れなく。
それではまた
マイク・ラーソン
*広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。