インフレに負けない高収益株
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- 2021年12月30日
- トピックス
インフレ率が急上昇していることは、皆さんもご存じだろう。
そして、さらに悪化する可能性があり、ニュースやSNSでも注目されている。
インフレに伴い、投資家は酷い利回りに直面しているのも事実だ。
しかし、FRBがインフレの火に油を注いでいるという事実を繰り返し述べることはしない。
その代わり、
- 私は、投資家の皆さんがこの激動の経済・市場環境をうまく乗り切るためのお手伝いをしたい。
私は何年もの間、配当重視の投資の利点を説いてきた。
私が「セーフマネー」と呼ぶ戦略は、今のような時代にうまくいく傾向がある。
- 高い配当利回りの株式、ETF、投資信託
- ワイス・レーティングの株式スクリーナーを利用して、当社の格付けで格上げまたは格下げされている企業を見つける
- そして、オプションを販売することで、ウォールストリートとの形勢を逆転させる
今回は次の銘柄に注目したい。
ワイス・レーティング・ユニバースでトップの配当株の一つ
ワイス・レーティングでは、今日の株式市場における最良の機会を、かつてないほどの精度で見つけ出すことを目指している。
その方法の一つとして、ワイス・ランキングでは、配当付きの株式も含めた、その日の市場で最も良い銘柄と、避けるべき銘柄を掲載している。
市場が開いている日は毎日データを更新しているため、評価は変わる可能性がある。そして格上げされれば、注目されることも多い。
そして今、「熱」を帯びている銘柄がある。
SLRインベストメント(SLRC)は、最近、「最高の高配当株ランキング」で上位に入った。
カリフォルニア州ミルピタスを拠点とする同社は、発展途上の企業や財務的に困難な状況にある企業への投資を行う、利回り重視の事業開発会社(BDC)だ。
BDCについてのポイントは、課税対象となる年間所得の90%以上を株主に支払うことが法律で定められている点だ。
- SLRCは、収入の95.91%も支払っている。
本稿執筆時点での株価は18.65ドルで、52週前の高値である20.05ドルからわずかに下げたところで推移しており、過去1年間で7.28%上昇している。
最近、株価は大きく売られ、200日移動平均線を下回り、相対力指数(RSI)は36.20まで低下した。
RSIの数値が50以下であれば一般的には下降トレンド、50以上であれば上昇トレンドを示唆している。RSIが30近くになると、売られすぎ、あるいは買われすぎの状態を示している。
SLRCは多くのポジティブ要素を持っているのではないかと分析している。その一つとして潜在的な投資家は、この銘柄が長期的な配当銘柄であることに注目するとよいだろう。
- SLRCの配当はなんと8.79%だ。
実際、2020年以降、同社の配当は8.26%~11%という大きな数値で変動している。
同社の第4四半期の配当落ち日は12月15日で、登録されている株主は、1月5日にSLRCの次回の配当金を受け取ることができる。出来高が少ない時もある、この銘柄では投資家が株を持ち続けることで高額な報酬を得ることができる。
それでは、また。
マイク・ラーソン
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。