強気の勢いを増している金
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- 2021年12月29日
- トピックス
これほど金に対して強気になったのは久しぶりのことだ。
素晴らしい利益を得る時がすぐそこまで来ているのかもしれない。
金は、11月に一時重要な抵抗レベルである1850ドルを超える場面があった。その後は、少し下げ、その下落局面で買おうとする買い手が現れた。
ウォール・ストリートが下落局面を買えば、それは強さの証だ。
重要なのは、市場はドル高を無視するほどインフレを懸念している点だ。
私はこれまで何度も金に対する強気の意見を述べてきたが、現在は加速したインフレが原動力となっているようだ。
・ウォール・ストリートの人間たちは心配のあまり、金を買い漁っている。
最新の米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファンドは11月時点で、金に対する強気の賭けを10カ月ぶりに増加させている。
それは、COMEXで取引されている先物取引の金のロングポジションを見ればわかる。
忘れてはならないのは、これは最新の加速したインフレデータが出る前のことだという点だ。
私は短期・中期的にはインフレのペースが上がる可能性が高いと考えており、そうなれば彼らがより多くの金を買う可能性があると見ている。
直近では、再び節目の1800ドル台を回復する動きが見られている。これは、金の再上昇のための発射台のように見える。
簡単なのは、金を地金で買うか、SPDRゴールド・シェアーズ(GLD)やスプロット・フィジカル・ゴールド・トラスト(PHYS)のようなETFを購入することだ。
しかし、さらに良い方法は、金鉱業株だ。なぜなら、金の価格が上がっても採掘コストはほとんど変わらないため、鉱山会社は金の価格にレバレッジをかけることができるからだ。
いくつかのアイデアとしては、スプロット・ゴールド・マイナーズETF(SGDM)ヴァンエック・ベクトル中小型金鉱株ETF(GDXJ)などがある。11月初旬に始まった最新のラリーでは、両銘柄とも金価格そのものを上回っている。
SGDMは、フランコ・ネバダ(FNV)、バリック・ゴールド(GOLD)とウィートン・プレシャス・メタルズ(WPM)をはじめとする最大手の金生産会社を保有している。
GDXJは、パン・アメリカン・シルバー(PAAS)、エボリューション・マイニング(CAHPF)、ヤマナ・ゴールド(AUY)をはじめとする小型鉱山会社のバスケットを保有している。
会社の規模にかかわらず、すべて金価格にレバレッジがかかっており、すべての兆候は、金が強気の勢いを増していることを示している。その動きに先んじて、自分のポジションを確保することをぜひ検討して欲しい。
あなたの成功を願って。
ブロドリック
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