戦争危機、今これらの銘柄に注目しよう
- 1726 Views
- 2022年2月26日
- トピックス
東欧の危機は一向に収まる気配がない。投資家としては、ある銘柄に注目することで適応することができる。
戦争の脅威が迫ると、企業収益やFRBの金利動向など、私や皆さんの時間を割いている金融市場の動向について話すのが馬鹿らしくなるのだが、現実を見なければならない。
- ロシアとウクライナの間で何が起ころうとも、市場は自分たちのやり方を貫くだろう。
投資家やアナリストとしては、状況をコントロールできない以上、適応するしかないのだ。
そうは言っても、ロシアが隣国に侵攻したというニュースで株式市場は大打撃を受けた。
また、米国の金利もインフレ懸念から反転し、金は1オンスあたり25ドル以上上昇した。原油、天然ガスは急騰。
先週にかけて、市場は悲観的なニュースと明るいニュースが入り混じり、上下に揺れ動いた。
どう適応していくか
投資家は、品質、安全性、回復力に集中的に取り組むべきだ。
私たちはすでに、より強引なFRBに直面しており、 劇的なイールドカーブのフラット化を目の当たりにし、 アグレッシブでリスクの高い成長株から、ディフェンシブでリスクの低いバリュー株へと資金が流れている。
そして戦争のリスクが加わると、どうなるか?
- これまで、そのような主要な特性を持つ銘柄に注目していた環境が、今はより重要になってきている。
そのため、「米国最高格付の株式ランキング」に掲載されているような銘柄を中心にポートフォリオを組んでいくようにしよう。これらは、ワイス・レーティングの中でも特に優秀な銘柄であり、ワイスのモデルが提供する最高の格付けを持つ。
また、「最高の高配当株ランキング」に掲載されているような、高配当を提供している銘柄に注目しよう。困難な状況に陥ったとき、投資家は市場の混乱が収まるのを待つ間、収入を得ることができるインカム銘柄だ。
- 戦争の脅威はなくならないかもしれないが、厳選されたチャンスもまた同様だ。
それでは、また。
マイク・ラーソン
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。