【マイクロソフト】年収2千万で原子力のプロを募集!?
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- 2023年11月22日
- トピックス
ChatGPTを開発したOpen AIに投資するマイクロソフト。
今年11月にはWordやExcelなどに生成AIを導入したMicrosoft 365 Copilotをリリース、AI銘柄の1つとして注目している方も多いのではないでしょうか?
そんなマイクロソフトは今年、なぜか原子力の技術者を募集↓
マイクロソフトだけではありません。
Open AIの元CEO、サム・アルトマンも原子力分野に進出しており、自身が会長を務める原子力のスタートアップ企業の上場を計画。
AIブームの最前線にいる企業たちが次々に原子力分野に進出しているんです。
というのも、ChatGPTなどの生成 AI は、小さな家1年分の電力をわずか30 分で消費すると言われるほどの電力消費モンスター。
AIの消費エネルギー量は2027 年までにオランダ、アルゼンチン、スウェーデンなどの国全体の年間電力需要を超えると予測されています。
実際、Open AIの元CEOアルトマン氏は
「ChatGPTによって起きたAI革命が必要とする莫大な電力需要に、原子力は不可欠」と発言。
原子力は今、今後のAIブーム発展の要を握るエネルギーとして需要が高まっているのです。
今回お届けする記事は、AIブーム発展の鍵を握る原子力エネルギーを生み出す“ある天然資源”と、そこに訪れた投資チャンスについて。
投資アナリストとして30年以上の経験を持つ天然資源のスペシャリスト、ショーン・ブロドリック氏の記事をご覧ください。
今月一番の投資アイディアがある。
そう、またウランについて書いていく。私は6月からウラン投資のアイデアを届けているが、「きっとあなたもその時から記事を読んでくれているはずだ」と心の底から願っている。
というのも、6月に紹介したURNMというウラン銘柄はわずか5ヶ月程度で43%以上も上昇した。
これは同期間のマイクロソフト(約9.6%)、エヌビディア(約15%)と大きく上回る上昇率だ。
5ヶ月前に私の記事を読んでいたら、これらのAI銘柄以上の投資チャンスを掴むことができていただろう。(なぜこれほど上昇しているのかは後ほど説明しよう)
しかし、これまで私の話を聞いていなかったとしても、まだ遅くはない。
なぜなら、ウランサイクルは始まったばかりだからだ。
天然資源の世界的な投資会社(Sprott)を創業したリック・ルールが、
「ウランでは簡単に儲けることができた。だが、本当に儲かるのはこれからで、投資家は“馬鹿げたこと”が起きた時に大きな利益を得るだろう」と言ったがその通りだろう。
今はウラン株を仕込むタイミングだ。“馬鹿げたこと”が起き、それらの銘柄から大金を手にするのはまだ先の話だ。
例えばウランとは関係のない資源企業が、ウランの地質学者を雇っていないにもかかわらず、突然ウラン探鉱企業として名乗り出始めたら、、、
それこそが“馬鹿げたこと”のサインだ。
このサインは前回の強気相場で何度も現れた。
私は前回のウラン強気相場、そしてその暴落を経験しておいて本当に良かった。今となっては、何を買い、何を避けるべきかは明らかだと思うからだ。
ウラン株という白熱ロケットへのチケットはまだ手に入る。まずはウランの動向を振り返ってみよう。
何が起きているのか
ウランのスポット価格はポンドあたり74ドルに跳ね上がった。これは15年以上ぶりの高値である。
ほとんどのウランは長期契約の下で販売されている。しかし、契約金も上がっている。そのため多くの電力会社は、価格が再び下がると考え、新規契約を埋めるための購入を控えた。
しかし、現在価格は74ドル。 そして、原子力における未充填ウランの需要は急拡大が予測されている。
何が言いたいかおわかりだろう。
現在、原子力市場は年間5,000万ポンドの構造的な供給不足に陥っており、一方で需要は年率5%で伸びている。供給は増えてはいるが、それほど多くはなく、十分な速さではない。
また、2022年の世界のウラン生産量は、その年の需要の74%に過ぎない。残りは(枯渇しつつある)備蓄からのものだ。新しいウラン鉱山の建設には何年もかかる。
それがウラン価格がジグザグに上昇している理由だ。需給のひっ迫は現実であり、さらに悪化している。
そんな中、中国は10年後までにさらに44基の原子炉を建設する計画を発表しており、さらに154基を建設する可能性もある。ドイツは原子力発電所を閉鎖していたが、現在は残り3基の寿命を延長している。
10年以上前に福島原発のメルトダウンに見舞われ、ウランが長期的な暴落に見舞われた日本でさえ、原子力発電所を再開に向けて動き始めている。
2022年の時点で、原子力発電は世界の発電量の9%を占めていた。現在、国際エネルギー機関(IEA)は、2050年までに世界の原子力発電容量を倍増させる必要があるとしている。
さらに世界原子力協会は、140基の既存の原子炉が運転延長される可能性があり、また、2040年までに35ギガワット時の小型モジュール炉が開発される可能性があるとしている。
これらの小型リアクターは、巨大なクラウド・サーバー・ファームの電力供給から遠隔地の鉱山まで、あらゆる用途に使用できる。これはウラン需要を倍増させる可能性がある。
白熱するエネルギー・トレンドに乗るには
6月にウランの話をしたとき、私が選んだのはスプロット・ウラン・ミネアーズETF(URNM)だった。このETTは主要ウラン鉱山を含み、経費率は0.85%と目安の1%以下になっている。
メルマガでURNMを紹介した日付にチャート上で印をつけた。もしその時に買っていれば、わずか5ヶ月ほどで約43%の上昇だ。
私は当時の記事で
「ブレイクアウトがあれば、私のURNMの最初のターゲットは1株50ドルだ」
と述べたがその通りの展開になったことを嬉しく思う。
(当時の記事はここから→https://weissratings.jp/9482)
もしかすると6月に買っていないかもしれないが、それは構わない。なぜなら現在の43%の上昇は小さなもので、本当の利益はこれから来ると考えているからだ。
具体的にはURNMで2桁の利益、さらに厳選されたウラン株であれば、3桁の利益を狙うこともあるだろう。
ただし銘柄選定には十分に気をつけて欲しい。世の中には投資する価値のないゴミがたくさんある。だがそのリスクを踏まえても、投資する価値がある投資トレンドだと考えている。
ショーン・ブロドリック
いかがでしたか?
ブロドリック氏が述べたように、
「AIブームによって電力の需要が増す」
↓
「それによってウランの採掘企業に投資チャンスが訪れる」
AIブームは現在、AIとはかけ離れたウランという業界にまで影響を及ぼし、
その結果、様々な分野で投資チャンスが生まれ始めています。
そしてその1つが、Weiss Ratingsの創業者であるマーティン・ワイス氏が語った古くから存在する“ある業界”。
AIブームによって恩恵を受けるであろうこの業界は、私たちの生活に身近に潜むあの業界。
ですが、この業界が
・原子力発電の約7倍
・ChatGPTの約10倍
の巨大市場であることに気づいている人は少ないでしょう。
この巨大市場について、ワイス氏は5年ぶりに来日し、日本人投資家に向けて開催した特別講演で
「AIブームより大きく、長期的で、確実性の高いこの“巨大市場”への投資は、悪くないどころか、素晴らしい投資判断になると思います」
と語りました。
ワイス氏の特別講演の様子は、以下ご視聴いただけます。
ぜひ今すぐご覧ください。
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※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。