ウラン株で一攫千金のチャンス到来か
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- 2023年6月23日
- トピックス
湿気からクリーンエネルギーを生み出す 新技術が発表されました。
日本の夏は特に湿気が多くイヤになりますが、どんな天候でも空気に含まれているので、24時間365日エネルギーを収穫できるそうです。
この技術によって環境問題が改善されていきそうですね
このように今、環境に負荷がかからないクリーンエネルギーに関する取り組みは各国で大きな議題となっています。
例えば
・バイデン政権が2035年までの電力部門の脱炭素化の公約を達成するためにクリーンエネルギー関連のインフラ整備に4年間で2兆ドル(約260兆円)もの投資を発表していたり
・岸田首相が有識者懇談会でクリーンエネルギー分野で少なくとも10年で150兆円を超える投資が必要だと発言していたり
・EUは「欧州グリーンディール」に向けて10年間で1兆円ユーロ(約130兆円)規模の研究資金を準備している
など大きな資金が動いてるのです。
ですが、その中でもかなり注目を集めるエネルギー源があります。
Weiss Ratingsの資源投資アナリスト、ショーン・ブロドリック氏は
「このエネルギー源は我々投資家に莫大な利益をもたらす可能性がある」と分析しています。
そのエネルギーとは一体なんなのでしょうか。
今回はショーン・ブロドリック氏による「投資家にとって、一世一代のチャンス」になり得るエネルギーについての分析をお届けします。
「原子力発電の一世一代の瞬間だ!」
その発言は、原子力エネルギー協会の社長兼CEOであるマリア・コーズニック氏によるものだ。コーズニック氏はアメリカ原子力学会の年次総会で講演を行った。
「未来は私たちの手の届くところにある」と付け加え、世界各国が気候変動対策とエネルギー安全保障を求めていることを指摘した。「そのすべてが、原子力という一点を指し示している。」
コーズニック氏の言う通りだと思うが、私の第一の視点は投資家としてのものである。
ウラン株は長い間叩かれ続けてきたが、動きの速い投資家が掴めるような、逆張りの果実がたくさん待っているのだ。まさに、一世一代の大勝負である!
以下に事実を述べよう。
● 原子力はアメリカの電力の約2割を賄っている。しかも2022年には、アメリカのカーボンフリー電力の47%を原子力が担っていた。そのため、国内最大のクリーンエネルギー源となっている。
● 原子力は他のどの電源よりも信頼性が高く、発電所は92%以上の時間、フル稼働している。
● 「もっとパワーを!」 世界では、電力需要が急増し、昨年だけで6%も増加している。世界の電力需要は年率2.7%増加するとの見通しが示されている。太陽光や風力では、限りがある。つまり、原子力発電所を建設するか、石炭火力発電所を増設するかということだ。
● ロシアのウクライナ侵攻もウランに影を落としている。ロシアは世界のウラン供給量の13%、濃縮ウラン供給量の40%を占めており、今、文明諸国はもうロシアから買いたくないと考えている。隣国カザフスタンのウラン供給量(世界全体の45%)は、ロシアの支配下にある。安全保障上の理由から、世界はウランの代替資源を必要としている。
供給物の買い占め
World Nuclear News(世界原子力ニュース)によれば、2022年、欧州の電力会社は原子炉への装填量を上回るウランを購入し、このような事態は10年以上ぶりとなる。
ヨーロッパは明らかに、ロシアがウラン供給を止めないかと心配している。だから、在庫を積み上げているのだ。
そのため、ウランのスポット市場でも数量が回復している。そして、その余分な買い物は、価格も上昇させるということになる。
ウランの数量増により価格上昇
ウランのスポット価格は月曜日に55.75ドルまで上げて、52週間ぶりに高値を更新した。
現在、ほとんどのウランはスポット市場では売られていない。そのほとんどは長期契約により、通常スポットより高い価格で販売されている。つまり、多くの鉱山業者にとって、ウランの価格がようやく利益を上げられるところまで戻ってきたということになる。
また、買うに値しなかった北米の鉱山業者も、今は強気である。
米国鉱業の欠落
それが次の大切なことにつながっていく。米国のウラン生産量は数十年来の低水準に跳ね返されている。
次のグラフを見てほしい。
2013-2022年 米国のウラン鉱山生産量
国家安全保障上も気候変動対策上もウランが重要であると考えるなら、全く良いチャートとは言えない。
そして、政府が原子力発電に非常に興味を持っていることがわかった。最近、米国上院の環境・公共事業委員会は、先進的な原子炉の新艦隊配備を迅速に進めるための包括的な法案を承認した。
この法案はまだ法律ではないが、超党派の支持を得ている。もし可決されれば、米国原子力規制委員会に先進的な原子炉の認可を迅速化するよう指示を出すことになる。
また、ジョージア州にある30年ぶりの新型原子炉「ボグル3号機」は、臨界発電の段階に達した。業界関係者は、許認可のスピードが上がらない限り、新しい原子力発電所はほとんどできないだろうと警告している。そこでこの新法案は、そのような現状を変えることを目的としている。
しかも昨年、米国エネルギー省の国家核安全保障局は、ウランの国内生産を奨励する措置をとった。戦略的ウラン備蓄のために国産ウランを供給する契約を3社に提示したのである。
これにより、米国のウラン採掘が活性化するはず!
アメリカだけではない。実際、カナダのジャスティン・トルドー首相と米国のジョー・バイデン大統領が少し前に出席した夕食会では、原子力の重要な役割とカナダと米国の原子力協力の重要性について語り合った。
私は、「政府がお金をばらまき始めたら、バケツを持っていけ」という考え方をずっと支持してきた。 さて、厳選されたウラン銘柄のバケツタイムであることは確かだ。
どのように対応できるのか
ウラン鉱山の個別銘柄を購入することができる。私が発行している『リソース・トレーダー』(プレミアム版)で行っていることだ。しかし、個別銘柄を買う必要もない。Sprott Uranium Miners ETF (URNM)を使えば、単一銘柄のリスクを回避することができる。
主要なウラン鉱山のバスケットを保有し、経費率は0.85%、1.76%の配当利回りまである。週足チャートでわかるように、URNMは長い下降トレンドから脱却しつつある。
URNMの価格チャート
ブレイクアウトがあれば、私のURNMの最初のターゲットは1株50ドルだ。
ウランの採掘にリスクはあるのか?もちろん。2011年、日本の福島原発がメルトダウンし、日本では10年以上にわたって原子力発電所の新設が禁止された。最近になって、日本が閉鎖した原子力発電所を再開し始めたのは、クリーンで安価なエネルギーがどうしても必要になったからである。
ロシアはウクライナ南部のザポリツィア原子力発電所を掌握した。もし戦争に関連した災難でその原子炉が大きなダメージを受けたら、ウラン市場にとって最悪の事態になるかもしれない。
しかし、リスクには報酬を得るチャンスがある。やはり今、ウラン株は非常に安い。チャンスはすぐそこにある。これは一世一代のチャンスかもしれない。
本日は以上。
また近いうちに。
ショーン
アメリカはロシアから
ウランの輸入を見直す発言をしています。
輸入を止めることになれば
米国のウラン採掘活性化は
今後着実に進むでしょう。
さらに、米国以外の国々にも採掘強化の
動きが強まるかもしれません。
そうすればウラン関連のETFであるURNMは、
どんどん上昇する可能性があります。
現在URNMの株価は34ドル(23/06/21時点)です。
比較的安価であるうちに投資すれば、
ブロドリックのいう通り
一攫千金を実現できる
大きなチャンスになるかもしれません。
今後も動きに注目していきたい銘柄になりそうです。
ただ、ブロドリックも言っていますが
ウラン株の投資はリスクが伴います。
あなたが、比較的リスクを抑えつつ
大きな投資チャンスを狙っていきたいのでれば
月刊パワーエリートがおすすめです。
月刊パワーエリートでは
株式市場全体を牽引するごく一部のエリート企業に投資し、
“持ち続けるだけ”で市場平均を超えることを狙って
ポートフォリオを構成しているからです。
特に、月刊パワーエリート6月号では
今後数年間で株価が2倍以上が期待できる
銘柄リストが17企業紹介されています。
6月号では今後のクリーンエネルギー界で重要になる
可能性のある企業も紹介されているので
ぜひ、この投資チャンスを狙ってみてください。
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。