年初から160%上昇!?ビットコインの到来迫る
- 837 Views
- 2023年12月8日
- トピックス
世界中の機関投資家が注目する一大投資テーマに、先日大きな進展がありました。
これは残り1ヶ月も経たないうちにビットコインのETFが承認され、米国株式市場で世界最大の暗号通貨に投資できる日が訪れるかもしれないというもの。
ビットコインは今年に入って161%以上も上昇しており、アマゾンの2倍以上、アップルの約3倍もの急上昇を遂げています。
これまで暗号資産を警戒していた投資家でも、厳しい規制のある株式市場を経由してビットコインの市場にアクセスできるようになるため、今世界中の投資家から注目を集めているのです。
そんなビットコインのETF承認について、経済学者として暗号資産を初期から研究するWeiss Ratingsのアナリスト、ジュアン氏が最新の記事を公開しました。
ビットコインのETF承認によって、金融市場はどう変化するのか?ジュアン氏の記事をご覧ください。
暗号資産の普及と紛争をもたらす機関投資家の関心
投資家たちは気を引き締めて欲しい。暗号の強気相場が堂々と登場するからだ。さらに朗報だが、すべてが2024年に始まることになっている。
そして、この強気サイクルが前回のサイクルと大きく異なるのは、機関投資家による投資である。
確かに、前回のサイクルでは、多くの機関投資家が暗号資産に真剣に取り組み始めた。とはいえ、数社の選ばれた企業が関与したにすぎず、大々的には進んでいなかった。
しかしこの強気相場は、すぐに重要な変化を見せた。ビットコイン(BTC、格付け「A」)ETFだ。これは一体何を意味しているのか?
それは、大規模な資産運用会社や金融機関がビットコインを購入・保有するための規制を緩和し、私たち米国株投資家も手軽にビットコインに投資できるようになるため、大量の資本が暗号資産市場に流れ込む可能性が非常に大きいということだ。
ブルームバーグのアナリストはビットコインETF承認の可能性を90%としているが、その期待に誰もがハラハラしている。ついに暗号資産が既存の金融業界に受け入れられるという一大イベントがまもなく訪れると考えると、まるでドラマの最終シーズンを見ている気分になる。
特に金融機関は、ビットコインETFの登場後に訪れる大きな変革を、ディナーの最後に出てくるデザートを待つかのように注目している。ビットコインとイーサリアム(ETH、格付け「B+」)のETFの登場は前菜に過ぎない。
これらの企業はアルトコインの世界に深く潜り込み、インフラを構築し、ビジネスをブロックチェーン無しでは成り立たない環境に変えていくだろう。
経済学者としてマクロ経済学を研究し暗号市場を初期から見てきた者としては、ようやく世間が暗号資産に追いついたといった感じだ。
これを象徴するニュースが先日飛び込んできた。
今年11月21日、 米国政府は劇的な対決で、世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスに43億ドルの罰金を科した。
これはバイナンスのマネーロンダリング(資金洗浄)を検知・防止するプログラムが有効に機能していなかったことや、米国の制裁対象国であるイランやシリアの個人が米国民と取引できるようになっていたことへのものだ。前CEOのチャンポン・ジャオ氏は、現在バイナンスから姿を消している。
このニュースは中央集権的な政府権力が、暗号資産が主流になるにつれてその流れを止められないと悟ったことを示す象徴的なものだ。
米国の金融政策を担当するイエレン財務長官は
「本日の歴史的な罰則、そして法令順守を確実なものとする監視体制は、仮想通貨業界にとって画期的な出来事だ」と語っている。
もはや「暗号資産は危険」などという次元ではない。暗号資産が普及する上で、どう活用していくかが問題だ。
暗号資産が普及するにつれ、その非中央集権的な性質によって中央銀行の権威が損なわれ、従来の金融システムにとってちょっとした脅威となる。
ここで覚えておいてほしいのは、中央銀行は常に不換紙幣の金融政策をコントロールすることができたということだ。
これまでは、誰も中央銀行の影響から逃れることはできなかった。だが、暗号資産によって中央集権的な権威の影響を受けない代替手段を提供できるようになりつつあり、中央銀行の仕事をより難しくしている。
証券取引委員会がETFの承認を通じてウォール街の大物にビットコインへの鍵を渡す一方で、バイナンスには出ていくようにと退出のドアを指差している。
しかし悲観的になるのはよそう。この規制は暗号資産の環境をより良いものにするための前向きな規制だからだ。
もちろん従来の暗号資産ビジネスは、ちょっとした規制の嵐に備える必要があるかもしれない。しかし暗号資産を妨げず、より簡単に既存の金融システムと相互作用できるようなルールやスマートな規制を求める動きが見られるのは良い傾向だろう。
政府の監視が行き過ぎると、暗号の本質と対立する可能性がある。
しかし、私はこの衝突をポジティブに考えている。なぜなら政府が暗号資産に目を向けているという事実は、暗号資産がすでに無視できないほど大きくなっている、あるいは閉鎖できないことを意味するからだ。
このストーリーは米中関係に似ている。かつては友好的な貿易パートナーだったが、今はどちらが優位に立つかがすべてだ。暗号資産と既存の金融システムは、仲間から敵対関係へとなり米中と同じような道を歩んでいる。
結局のところ、ブロックチェーン技術と分散型ネットワークは、旧来の金融システムを凌駕する態勢を整えている。
暗号資産はまさに映画の主人公のような存在だ。ハリーポッターのように物語前半では冴えない少年が、映画を見終わる頃には誰もが応援したくなる主人公に変貌するのと同じだ。
連邦準備制度理事会(FRB)が暗号資産のニュースを発表するたびに、より多くの人々がバンドワゴン効果によって暗号資産に飛び乗る。
現在、伝統的な債券市場から、金や暗号資産のような代替物への大規模なシフトが進行中である。
新時代の幕開けだ。この列車に乗り遅れるわけにはいかない。
だから目を凝らし、暗号資産の投資の準備を進めておくことだ。革命はテレビ中継されることはないが、ブロックチェーン上にリアルタイムで書き込まれることは間違いない。
問題は、あなたもそこに参加するかどうかだ。
健闘を祈って
ジュアン・ビジャベルデ
いかがでしたか?
ジュアン氏の言うように
暗号資産=危険という時代はすでに過ぎており、
アメリカの中央銀行が無視できないほど
従来の金融システムに影響を及ぼす
大きな存在に変貌を遂げつつあります。
実際、GoogleやMeta、トヨタなどを
顧客に持つ世界的リサーチ機関
Fortune Business Insightsによると、
暗号資産はわずか7年で市場規模が2倍に
拡大すると予測されています。
(2021年〜2028年)
ですがご存知でしょうか?
暗号資産を動かすブロックチェーンは
2030年までに市場規模が約27倍。
暗号資産を圧倒的に上回る爆発的な成長が
予測されているんです。
この予測は暗号資産と同様、
Fortune Business Insightsが算出したもの。
同じリサーチ機関が暗号資産よりも
その裏に隠れたブロックチェーン
の成長性を評価しているのです。
そんな暗号資産超えの急成長が予測される
ブロックチェーンで今投資すべき銘柄とは?
その詳細は以下の動画でご覧いただけます。
↓
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。