収益を重視する投資家に大打撃!その中で善戦する方法をお伝えしよう
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- 2020年10月29日
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あなたが収益を重視する投資家なら、きっと今は不満が溜まっているのではなかろうか。
1年の定期預金で得られる利率はたったの3%しかない!と文句を言っていた時代を覚えているだろうか?
バンクレート(Bankrate)によると、今では0.3%以上の利率が得られれば良い方だ。インフレ率が2%で推移している場合、1.7%損する。これは嘘じゃない。
では、長期定期預金にすれば、もっと良くなるだろうか?その見込みも薄い。10年物の国債を買っても、得られる利率は0.76%のみだ!
「これはすごい!今は年1.24%しか損していない。」ということになる。なんという皮肉だろう。
これも間違いない。それも今から10年の間、引き出すことができない。
多くの投資家が、目立つ話題性のある株に惹かれるのも無理はないことだ。
テスラ(TSLA)、セールスフォース・ドットコム(CRM)やズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)などが思いつく。
しかし、超人気銘柄に法外な金額を支払うのは、投資を成功させる道ではないと考えられる。
これは好況時でも、収益を重視する投資家には向かない分野の投資だ。 ましてやこんなタイミングでは考えられないことだ!潮目が変わるときには決まって、高値株の中でも一番高いものが、最も大きな打撃を受けるものだ。
ライドシェアリングの2大IPOに投資した人々がどうなったか見てみよう。
ウーバー・テクノロジーズ(UBER、格付け「D」)、リフト(LYFT、格付け「D」)はギグエコノミーの中で勝者になる銘柄として宣伝され、投資家が飛びついて株価が急騰した。(訳注:ギグエコノミーとは、インターネット等を通じて単発の仕事を受注する働き方や、それによって成り立つ経済形態のこと)
しかし、ウーバーはここ17ヶ月間行き詰まっている。そしてリフトは初日に89ドル近くまで跳ね上がった後、現在は25ドル前後に落ち込んでいる。
両企業ともCOVID-19を口実にしている。しかし、実は両者とも、COVID-19の前年も営業利益を出すことができなかった。
堅実な利益や収益のない割高株に高い金額を支払った投資家はこうなるのだ。膨大な利益は一瞬のうちに、とんでもない損失に変わってしまう。
この例でニコラ(NKLA)ほど顕著なものはないだろう。このテスラになりたい企業は今年の春、誇大広告をたたみかけて急騰した。しかし、ここ3ヶ月間で、株価は半分近くまで下がった。
ばかげている。あなたが収益を重視するなら、もっと良い銘柄がふさわしい。もっともっと良い銘柄があるのだ!
夜よく寝るために、利回りを諦める必要もない。あなたのお金が年々1.7%や1.2%、損するような話でもない。
同時に、まともなリターンを得るためには、購入したリフト株が89ドルから25ドルに急落した時のように、怖がって見ている必要もない。
そして実際、そんなことをする必要はない!安定重視で着実にリターンを狙えるセーフマネー投資であなたも利益を得よう!
銀行や国債がどう投資家に報いようが、リスクの高い株がどうなろうが関係ない。安全にリターンを得ていくために計算された方法がある。
それではまた。
マイク・ラーソン