アルトコインの季節がやってきた?
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- 2021年2月12日
- トピックス
・アーベ(AAVE、格付けなし)の勢いが止まらない。優良なDeFi資産は、すべての値抵抗線を突破し、新しい高値を記録し続け、 ミーム銘柄への起爆剤となっている。
・イーサリアム(ETH、格付け「A-」)がさらに上昇した。 1700ドル台に達し、2000ドルへの道も開かれている。
・ビットコイン(BTC、格付け「A-」)は、一時4万8000ドル台を突破し、5万ドルに向かっている。
現在の暗号資産(仮想通貨)市場は、上から下まで優良銘柄が全体のペースを握っている。ただし、ビットコインとイーサリアムが主導権を握っているのか、「分散型ファイナンス(DeFi)」が主導権を握っているのかはまだ分からない。
なぜなら、優良なDeFi銘柄であるアーベが非常に好調だからだ。
2017年のブル相場では、イニシャルコインオファリング(ICO)が話題になった。今回は、DeFiが最も注目されていると言えるだろう。
大きなブル相場の後に発生した暗号資産(仮想通貨)市場の冬の時代に生まれた新しいプロジェクトのほとんどは、中央集権的なシステムから離れ、全体のエコシステムを構築していった。これらは、金融市場を変えるための価値を提案するものとしては、わかりやすいプロジェクトだったと言える。
このようなDeFiプロジェクトの利点は、先日起きたロビンフッドなどネット証券が取引を停止したゲームストップ(NYSE:GME)騒動に如実に現れているだろう。
DeFiは誰でも取引ができるオープンな場なのだ。
以下の図が、アーベの推移である。
カルダノ(ADA、格付け「C+」)も非常に好調なため、読者の皆さんの中にはこの銘柄に注目している人も多いだろう。
カルダノは、1週間で45%以上上昇しており、50セントを超えて取引されている。これは、2018年以来の最高値でもある。同銘柄にはいくつかの新しいリリースがあり、IOHKの開発チームは、スマートコントラクトプラットフォームの改善に取り組んでいる。このことに投資家も気づいているのだ。
以下の図は、カルダノの推移である。
2/4までの週間ベースのワイス・クリプト・インデックスの変動を見る前に、ビットコインとイーサリアムの推移も見ておこう。
以下の図が、ビットコインの推移である。
以下の図が、イーサリアムの推移である。
インデックス一覧
ワイス・50・クリプト・インデックス (W50)は 、イーサリアムが新高値を更新し、ビットコインの地合いも回復したことで、以前の高値に迫っている。そのため、2/4までの週は23.27%の上昇率となった。
ワイス・50・Ex-BTC・インデックス (W50X)は、30.50%上昇し、市場全体がビットコインをややアウトパフォームしている。
2/4までの週のパフォーマンスを時価総額別に見てみると、投機的な動きがあると同時に、優良銘柄の暗号資産(仮想通貨)が非常に良いパフォーマンスを示したことが分かる。
スモールキャップが最も高い上昇率を示した一方で、ラージキャップはそれに遠く及ばなかった。2/4までの1週間におけるミッドキャップは、他の市場に比べてやや遅れていると言えるだろう。
ワイス・ラージキャップ・クリプト・インデックス(WLC)は28.03%上昇し、イーサリアムとビットコインが市場をリードしている。
ミッドキャップは、ラージキャップをわずかにアンダーパフォームし、ワイス・ミッドキャップ・クリプト・インデックス(WMC) の上昇率は17.51%となった。
2/4までの1週間ではスモールキャップがトップパフォーマーとなり、ワイス・スモールキャップ・クリプト・インデックス (WSC)は37.04%という驚異的な上昇率を示した。
イーサリアムが史上最高値を更新し、優良銘柄が投機的な上昇を見せた。さらに、ビットコインが21日移動平均線を超えて反発するなど、目を見張るような1週間だったと言える。同時にDiFiにも大きな注目が集まった。
これらのDeFi資産の価格上昇は、暗号資産のサブエコシステムに対する新たな評価を示している。しかし、今はまだ 開発の初期段階にあり、本当の成長はこれから起きていくだろう。そのため、これらの資産の将来が有望だと考えることができる。
投資家目線では、多くのDeFi資産に明確な上値抵抗の兆候はない。
驚くべきことは、このDeFiの上昇が、新しいアルトコイン時代の先駆けであることだ。これは、優れた市場調査に基づいてツール化されたクリプトトレーダーのポートフォリオに大きな利益をもたらす機会となるだろう。
今後は、アルトコイン市場にある潜在的なチャンスも探っていこうと思うので楽しみにしておいてほしい。
あなたの成功を祈って。
アレックス