原油価格が上昇しても、生産会社ではなく、この銘柄購入を検討しよう
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- 2021年4月16日
- トピックス
米国と世界がパンデミックによる不況から抜け出そうとしている中、原油価格は一時65ドルを超える場面があった。
直近では、節目の60ドル付近で揉み合う相場展開が続いているが、次の上昇トレンドが発生する前にまず注目しておきたいのは、石油生産会社だ。
厳選された石油生産会社を買うには、今が絶好の機会だと思うかもしれないし、その考えは間違ってはいない。
しかし、次の原油価格の上昇トレンドの波に乗るためには、さらに良い方法がある。
それは、石油精製会社だ。
2021年に入り原油価格の高騰に伴いガソリン価格も上昇する場面があった。アメリカ自動車協会によると、ガソリン価格は、今年の夏に複数の州で1ガロンあたり現在の3ドル弱から、少なくとも4ドル台に達する可能性があるとも予測している。
新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化するにつれ、企業はビジネスを再開し、人々は1400ドルの給付金を使うために外へ出掛けるだろう。
つまり、ガソリンの需要は、どちらかというと加速する可能性が高いのだ。
私には、石油精製会社に本当のチャンスがあるように見える。
どうすればよいのか?
しっかりとリサーチを行い、優良な石油精製会社を見つける。中には素晴らしい配当を支払う銘柄もある。
あるいは、ヴァンエック・ベクトルオイル・リファイナーズETF (VanEck Vectors Oil Refiners ETF、CRAK)を買うこともできる。
このファンドは、フィリップス66(PSX)、マラソン・ペトロリアム(MPC)、バレロ・エナジー(VLO)をはじめとする大手の石油精製・販売を手掛ける企業など25銘柄を保有している。
CRAKの経費率は0.6%だ。
原油価格は、すぐには上がらないかもしれないが、ガソリンの値段は恐らく上がっていく。
そして、石油精製会社は、その流れに乗るための最良の方法だ。
あなたの成功を願って。
ブロドリック
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