REITがS&Pを圧倒中!その理由と、REITが生み出す配当や利益を手に入れる方法を紹介
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- 2021年9月11日
- トピックス
私は2000年代半ば、世界的にも最たる不動産弱気筋の一人だったと思う。(弱気筋:下落すると見て売りの方針を取る)
2008年の住宅不況の際、不動産分野は大打撃を受けたが、それは当時のこと。今は全く状況が異なっている。
史上最低水準の金利、資産インフレ、住宅賃料の高騰、投資家の利回り追求の動きが、不動産セクターに火をつけた。
その結果、セーフマネーレポートの購読者は、不動産投資信託(REIT)で大きな利益を得ている。
でも、今から始めても間に合うだろうか?この分野で、より多くの配当収益やキャピタルゲインを得ることができるだろうか?
まず、S&P500の11セクターとS&P500自体の年初来のパフォーマンスを示したチャートをご覧いただきたい。ご覧の通り、S&P500は2021年になんと約17%も上昇している。
しかし、不動産セクターはS&Pを圧倒し、27%以上も上昇している!
2021年では、エネルギーセクターに次ぐパフォーマンスだ。
数字を掘り下げていくとさらに面白い。
オフィスや宿泊施設のREITは、COVID-19が仕事や旅行のトレンドに与えた影響がよく知られているため、遅れをとっている。
これは、パンデミックのおかげで使われていないオフィススペースがあふれていることや、ホテルの稼働率や客室料金が元に戻るのにどれだけ時間がかかっているかを見てもわかる。
しかし、多くの住宅用や産業用の特殊なREITは高騰している。
その理由は、住宅があまりにも高価になり、多くの米国人は購入する代わりに賃貸することを余儀なくされているからだ。
また、オンラインショッピングの増加に伴い、小売業者向けの倉庫やその他の保管・処理スペースの需要が急増した。
大麻栽培、キャンピングカーの駐車場、ボートの保管などを目的とした特殊な物件の需要も強まっている。
一方、金利はどんどん下がっているため、機関投資家や個人投資家の間で、利回りを追求する傾向が続いている。
そこで利回りが期待されているのがREITなのだ!
リアルエステート・セレクト・セクターSPDRファンド(Real Estate Select Sector SPDR Fund:XLRE)の参考利回りは3.4%で、SPDR S&P 500 ETF(SPY)の利回り1.4%を大きく上回っている。
結論としては、このREITの高パフォーマンスはまだ続くのではないかと考えている。そのため、私は「セーフマネーレポート」で専門的なREIT銘柄を取り上げ続けてきた。ここをクリックして購読を開始すると、そのような推奨情報を得ることができる。
また、まだ一歩踏み出せないという方は、ご自分でREITを調べてみよう。まだまだ利益と、なかなかの配当が得られると思う。
それではまた
マイク・ラーソン
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