世紀のコモディティ大セール
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- 2021年10月1日
- トピックス
誰でもセールが好きだ。もしも世紀のセールに参加できるチャンスがあるとしたらどうか?
石油、銅、金、銀などがセール価格になっているとしたら?
今、コモディティは非常に割安となっている。
S&P GSCI (S&P ゴールドマン・サックス商品指数)をS&P 500で割ったチャートをお見せしたい。
S&P GSCIは、コモディティ市場のベンチマークだ。世界の生産量で加重平均され、活発で流動的な先物市場を持つ現物商品で構成された24種類のバスケットを追跡している。
原油、ガソリン、天然ガス、アルミニウム、銅、金、銀などに加えて、小麦、トウモロコシ、牛など、日常生活に必要不可欠なコモディティだ。
最近、私の会員に非常に良い結果をもたらしているリチウム、レアアース、ウランなどは除外されている。
とはいえ、S&P GSCIは広範な取引可能なコモディティ市場のスナップショットであり、コモディティが過去最大のセール価格を記録していることを示している。
このチャートは、過去にS&P500と比較して、コモディティがピークと底値を迎えた時期を示しているものだ。最近のコモディティは、2000年に投資家がハイテクバブルを追いかけていた時期を含め、過去のどの時期よりも人気が下がっている。
ロングタームトレンズによると、現在の株式価格とコモディティ価格のギャップは、南北戦争直後に始まった追跡調査以来、最大だ。
コモディティのブーム時期
チャートを振り返ると、右端に青い丸があることにお気づきだろう。これは、コモディティをS&P500で割った比率がちょうど反転し始めたことを示している。
今後の展開はどうなるのか?
- 世界経済はパンデミックから立ち直りつつある。COVID-19のデルタ株は、そのスピードに影響を与えていない。
- その結果、供給が逼迫しているにもかかわらず、エネルギー需要が急増している。国際エネルギー機関(IEA)は、今年の世界のエネルギー需要が4.6%増加し、COVID-19以前の水準を上回ると予想している。
- お金がばら撒かれていることで、インフレが進行している。米連邦準備制度理事会(FRB)は現在、年末までの年間インフレ率を4.2%と予測しており、これは、6月時点の予想である3.4%を上回るものだ。これは公定レートであり、他のインフレ指標はさらに高くなっている。歴史的に見ても、金や銀の魅力は増しているはずだ。
- 悪天候や人間の活動範囲の拡大など、さまざまな理由で穀物などの不作が多くなっており、それに伴って、小麦や大豆などにも上昇圧力がかかるはずだ。
結局のところ、コモディティは上昇を続ける理由があり、S&P500をアウトパフォームするだろう。
あなたが私同様、この流れを信じるならば、幅広いコモディティの上昇局面を利用する簡単な方法は、インベスコDBコモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド(DBC)だ。
経費率は0.88%で、原油、トウモロコシ、大豆、砂糖などを対象としている。S&P GSCIインデックスと同じバスケットではないが、近いものがある。
あるいは、厳選された個別のコモディティと、それにレバレッジをかけた株式に投資することもできる。リスクは高いが、その分、大きな報酬を得られる可能性がある。
あなたの成功を願って。
ブロドリック
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