インフレvs 世界
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- 2022年2月27日
- トピックス
あなたにとって、先日発表された1月の消費者物価指数(CPI)が、前年同月比で7.5%上昇し1982年2月以来約40年ぶりの高水準となったことはショックだっただろうか?
米国だけではない。
- インフレはウイルスか何かのように、世界中に広がっている。これは米国経済に大きな影響を与えるだろう。
今から準備すれば、利益の旋風を巻き起こすことができるかもしれない。あるいは、問題を無視すれば、(値上がりした)ビールを飲みながら泣くことになるかもしれない。
経済協力開発機構(OECD)によると、世界の豊かな経済圏におけるインフレ率は25年ぶりの高水準に達している。 チャートを見てみよう。
チャートの右端にある大きな動きに注目して欲しい。
この増加を最も後押ししているのは、エネルギー価格の上昇で、1980年6月以来の高水準となった。食品価格の上昇率も大きく増加している。
発展途上国ではどうだろうか?2020年、世界の発展途上国のインフレ率は平均で約5.07%。昨年は5.53%に跳ね上がった。
昨年末に米国のインフレが本格化したため、他の国でも同じことが起きていると言っても過言ではないだろう。
米国人は多くの商品を他国から購入しているため、彼らの痛みは、グローバルなサプライチェーンを経て、あなたの財布を圧迫することになる。
押し寄せるインフレの波
私たちは、より大きな価格上昇が海外からアメリカ経済に流入していることは分かっているから、インフレは改善する前にかなり悪くなるだろうと推測できる。
押し寄せる波を無視するのか、それとも直視するか?
波に乗る潜在的な方法
歴史を振り返ると、コモディティはインフレ時に非常に良いパフォーマンスを示してきた。この流れに乗る簡単な方法は、インベスコDBコモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド(DBC)だ。
金、銅、とうもろこし、大豆、ガソリンなど、14種類の商品の先物取引に投資するファンドで、素晴らしい点は、DBCファンドを保有することで、先物を保有することなく、先物が上昇することによる利益を得ることができるということだ。
DBCの総経費率は0.88%。
少しでもリスクを取り、より多くの利益を得たいのであれば、基礎となるコモディティにレバレッジをかけた株式を検討すると良いだろう。
自分自身で取引を行っている方は、気をつけて頂きたい。ダイナマイトと不発弾を見分けるのは難しい。
世界はインフレに陥っており、さらに大きな価格上昇が見られるだろう。
その波に乗って、より高い利益を得ることができる。
あなたの成功を願って。
ブロドリック
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