新AIサービス:タコ
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- 2023年6月5日
- トピックス
TikTokが新たなAI サービスを発表しました。
AIサービスの名前は「Tako」。
これはユーザーがTakoにアクセスすることで、
AIと会話をしたり、質問をすることができるというものです。
会話した内容や、ユーザーが視聴した動画に基づき、
他のコンテンツやクリエイターをおすすめ表示します。
このサービスによって、
TikTokユーザーは快適な利用ができるようになるので、
更なるユーザー数増加や、品質の向上が期待できます。
TikTokのユーザーは現在10億人を超えています。
Youtubeが約20億人なので、まだ半分ほどのユーザーですが、
AIを活用していけば、今後Youtubeを超えるサービスになるかもしれませんね。
TikTokが発表したような、AIを使った会話サービス、
チャットボットサービスは数多く作成されており
今これだけの数があります。(話題のChatGPTもこの中の1つです)
AIチャットボットはコスト削減や、品質の向上
効率化などを目的に採用されています。
実際、コスト削減に成功した事例もあります。
つまりAIチャットボットを活用する企業は売上や業績改善に繋がり、
我々投資家にとっても
大きなチャンスにもなる可能性があります。
ただ、これだけあると
どんなサービスがあって、
どこに投資すれべ良いのか
わからないですよね。
今どんなAIチャットボットが話題になり
どこに注目すべきなのか。
今回はジョン・マークマン氏による、AIチャットボットの分析についてお届けします。
あなたの近所のドライブスルーができるファーストフード店に、AIチャットボットがやってくるかもしれない。言語のアクセントやスラングを理解し、データ分析を駆使して売上を最大化することができるようになる。
これは、投資家にとって重大なことだ。
先週、ウェンディーズ(WEN)とアルファベット(GOOGL)の幹部は、オハイオ州コロンバスのドライブスルーで6月にパイロットプロジェクトを展開することを発表した。
投資家はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)に注視する必要がある。説明しよう。
AI: 現実世界への移行
ファストフードチェーンがドライブスルー業務改善のためにAIを導入するのは、今回が初めてではない。2018年、マクドナルド(MCD)は、顧客に提供するドライブスルーメニューを動的に変更するダイナミックイールドを買収した。
暖かい日の午後には、魅力的な写真入りのアイスクリームを薦め、在庫が少なくなると商品を撤去するような仕組みだ。目標は、顧客がより早くレジを通過し、平均売上を向上させることだった。
ウェンディーズの幹部も顧客を急がせたいのだ。ウェンディーズのドライブスルーは、クイックサービスの売上の70%を占めている。
スピードが命だ。
Googleとの提携により、より一層の自動化による処理速度の向上が期待される。具体的には、コロンバスのレストランに、人間のファストフード店員と見分けがつかないような会話型チャットボットが導入される予定である。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道によると、AIは顧客のアクセントや異なる方言、ジュニア・ベーコン・チーズバーガーを意味する「JBC」などの専門用語を理解できるようになるそうだ。
どれもこれもSFのように思えるかもしれない。しかしそうではないのだ。
Googleは5年前の開発者会議「Google I/O」で、同様のチャットボットを披露した。AIが美容院を予約する際、人間のような間を取りながら会話をして、見物人は息を呑んだ。
その後、生成系AIの進歩、より強力なハードウェア、Googleの大規模な言語モデルの上でのトレーニングに費やされた時間によって、技術は指数関数的に向上している。
LLM(大規模言語モデル):AIの秘伝のタレ
LLMが大きければ大きいほど、アルゴリズムが早く進歩する可能性が高くなる。そして、Googleは採掘できるデジタルデータをたくさん持っている。
アプリのニュースメディア、アプリのニュースメディア、 The Business of Appsの調査によると、スマートフォン全体の75%、つまり全世界で30億台のデバイスが、同社のモバイルオペレーティングシステムであるAndroidを搭載しているそうでだこれらのデバイスのほとんどは、音声入力を収集してLLMを継続的に構築・訓練するAIデジタルアシスタントであるGoogle Assistantを利用している。
ウェンディーズの実装により、ジェネレーティブAIは開発者会議を超え、OpenAIが作成した大人気のチャットボットChatGPTさえも超えることになった。ウェンディーズのAIが技術を商業に進化させる。投資家にとっては巨大なチャンスだ。
現在、AIで問題になっているのは、インフラのボトルネックだ。
開発者は無限の可能性を感じているが、LLMの全データを解析するのに十分な性能のハードウェアがない。
業界のリーダーであるエヌビディア(NVDA)は、強力なAIグラフィックス・プロセッシング・ユニット「H100」の需要に応えるため、フル稼働している。これらのGPUの中には、eBayで4万ドル、つまり小売価格の4倍の値段で売られているものさえある。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズもGPUを製造
カリフォルニア州サンタクララに本社を置く同社は、Google Cloudのようなハイパースケールデータセンターと強いビジネス関係を築いており、同社のEPYCプロセッサーとRadeon Instinct GPUがクラウドサービスを支えている。AMDはマイクロソフト(MSFT)と共同で、次世代Xboxコンソールに搭載する特注GPU(コードネーム:プロジェクト・スカーレット)を開発した。そして、AMDのGPUはNVDAより比較的安価でもある。
ブルームバーグは最近、AMDが現在Microsoftと協力して、ソフトウェア開発者がMicrosoftのクラウドコンピューティングユニットであるAzureでLLMを訓練するために使用できる専用のAIチップを構築していると報じた。コードネーム「Athena」と呼ばれるこのプロジェクトは、マイクロソフトがAIを提供しようとしている企業顧客に向けたもので、Amazon Web ServicesやGoogleに対抗するためのものだ。
マイクロソフトはOpenAIの初期投資家であり、開発を可能にするために数万台のハイエンドNvidia GPUを購入したと伝えられている。
AMDの6ヶ月価格チャート
本稿執筆時点では、AMDの株価は95ドル前後で取引されている。2023年1月5日の年初来安値以降、株価は60%近く上昇している。
本日、会員の皆様にAMDの購入をお勧めするつもりはない。しかし、あなたのウォッチリストに追加し、適切なエントリーレベルになるまで監視しよう。
AIに使われるGPUの市場は、勝者総取りではない。多くの勝者が出るだろう。
投資家は、AIインフラの市場を著しく過小評価している。大げさではない。これから起きる大きな出来事であり、企業はそれに応じて投資している。AMDを含め、多くの企業が大きな恩恵を受けることになるだろう。
ジョン・D・マークマン
ドライブスルーやレストランでAIが活用されていて注目されていますが、
AI技術は日々進化しており、
使用用途、可能性はまだまだ秘められています。
そんなAIの可能性を広げるためにはGPUが必要であり
提供企業はAIブームの恩恵を受けるでしょう。
AIの市場規模は今後も大きくなると予想されていますので
マークマンの分析の通り、今AMDは買わずとも
株価が下落したタイミングで購入すれば大きなリターンが狙えるかもしれません。
ぜひウォッチリストに入れてみてください。
そんなAIブームの今、
Weiss Ratings Japanは、AMDの他にもAIブームで今注目すべき
4月号のベストワンストックもおすすめです。
この企業は
・AIや今のiPhoneを作る上で欠かせない製品を作成している
・ある半導体の製造に不可欠な製品が世界シェア100%
・利益の成長率スピードはアップルの2倍以上
という特徴があり
「この企業がなくなると世界中が困るランキングがあるなら
トップに位置するだろう」
「AppleやMicrosoftですら、なくなっても類似品を作れる会社はあるけれど
この会社は代わりが効かない」
とWeiss Ratingsのアナリストは分析しています。
AIブームで恩恵を受けるには
部品提供者であるこの企業に
注目してみてください。
下記の動画で詳しく紹介しています。
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