勢いを増すリチウム
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- 2021年9月14日
- トピックス
現在、バッテリー金属に投資していない人は、やり方を間違っているかもしれない。
バッテリー金属とは、電気自動車(EV)を動かす金属のことを指す。リチウムはもちろん、ニッケル、コバルト、マンガン、銅などがある。黒鉛も、金属ではないが、電気自動車のバッテリーに使われている。
今回は、リチウムについてだけ簡単にお話ししたい。今年の金属価格は、需要の増加に伴い上昇している。
EV革命によってリチウムの需要が加速しており、需給の逼迫がさらに厳しくなる見通しだ。
そして、最近のニュースを受けて、リチウムの価格は一気に上昇するだろう。
・ 上半期の世界のEV需要は150%以上に急増した。アナリストたちは競って来年度の予想をさらに引き上げようとしている。
・ 現在、世界最大のリチウム生産会社であるチリ共和国のソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ(SQM)は、目を見張るような予想を発表した。同社によると、リチウムの需要は今年40%以上増加する可能性があるという。昨年の世界の総需要は4万7,300トンだった。
・ さらに、SQMは需要がさらに増加し続けると予測している。SQMは、決算発表の中で、「2025年には世界の総需要が100万トンを超える可能性があると考えている。」と述べた。以前の最も高い予測では、2025年の需要は83万9,000トンに過ぎなかったため、これは大きな変化だ。
確かに、誰もがそこまで強気な訳ではない。先日、バンク・オブ・アメリカ(BAC)のアナリストは、世界的な供給量の大幅な増加が 「どこかの時点」で起こると述べている。 バンク・オブ・アメリカは、2022年の生産量が2021年の生産量の2倍になる可能性があると付け加えた。
これは素晴らしいことだ。もっと多くの人に弱気の見方をすることで、残りの人たちは急騰したときのためにポジションを増やしておくことができる。
私が以前推奨したグローバルXリチウム&バッテリー・テックETF(LIT)は、 順調に推移している。個別銘柄の推奨は、会員の方にご案内している。
バッテリー金属の未来は素晴らしく、その利益は並大抵のものではないかもしれない。
あなたの成功を願って。
ブロドリック
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