利回りが悪い時、何をすべきか?
- 1179 Views
- 2021年11月15日
- トピックス
新しいテクニックを使って、ポートフォリオの収入を増やす方法を説明しよう。
あなたはインカム投資がお好みではないだろうか?
これを読んでいるのであれば、その答えは「YES」のはずだ。
自分のポジションで、潤沢な利回りを得ることができるなんて、誰にとっても最高だろう。
私はワイス・レーティングのインカム投資のスペシャリストで、皆さんのポートフォリオが紡ぎ出す利回りやリターンを高める手伝いをすることに専念している。
特に、インフレが資産を1ドルずつ食い潰そうとしているような状況において、投資家というものは資産を増やし続けることを目指すべきだ。
下のような表を見ると、少し憂鬱になるかもしれない。これは、高利回りのジャンク債をはじめCD(譲渡性預金)、トレジャリーなど、あらゆる種類のインカム商品の最近の平均利回りを示したものだ。
まさに1980年代、ウェンディーズ(Nasdaq:WEN)のCMで「Where’s the beef? (ビーフはどこだ?)」と言われていたような状況である。
そんなわずかな配当で、誰がどうやって自分の巣穴を広げることができるだろうか?
-しかも、インフレを考慮していない時点でだ。
政府が公表しているインフレ率は、現在5%を超えており、これは約30年間で最悪の状態だ。
つまり、どういうことか?
1万ドルを1年物のCDとして銀行に預けた場合、1年後に約9475ドル相当のお金が戻ってくることに同意したこととなる。
そして、提示された0.15%の利回りから、5.4%のインフレ率を差し引かなければならない。つまり、「実質」(インフレ調整後)利回りはマイナス5.25%ということだ。
結論は?
ほとんどの利回りが停滞している中で、収入を得るためには - 革新的なアプローチが必要ということだ。
今こそ、賢く反撃する時であり、ワイス・レーティングス・ジャパンが発行している「セーフマネー・レポート」で実践しているセーフマネー投資を通して実感していただきたいと考えている。
それではまた。
マイク・ラーソン
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。