初夏の銘柄大掃除
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- 2023年6月15日
- トピックス
4月末に高決算を発表し、株価も順調なマイクロソフト。
過去のリターンや成長性などの評価が高まり、
B-からBランクに格上げされました!
多くの企業は第1四半期の決算発表を終え現在、決算データを元に分析された
様々なデータが入ってきています。
そのため、この時期は格付け評価が変わりやすい時期の1つ。
・買い評価銘柄から売り評価になったり
・売り評価銘柄が買い評価になったり
・売り評価銘柄がさらに悪くなることも、、、
そんな格付けで、ここ最近大きな変化があり
Weiss Ratingsの格付けの総責任者
ギャビン・マゴールさんが
読者の方にお伝えしたいことがあるそうです。
一体何が起こったのでしょうか。
本日はギャビン・マゴールさんより最近の格付け事情をお届けします。
(6月2日時点の記事)
ワイス・ストック・レーティング(株の格付け)は、ポートフォリオに新たな銘柄を加える際に役立つが、避けるべき銘柄を見極める際にも活用をすすめたい。
多忙な決算期の後である今、非常に多くの新しいデータが出され、分析された後、「慎重」リストに追加している銘柄を、ぜひ当サイトでご確認いただきたい。
一般的に市場リスクは常に存在するが、マクロ経済の不確実性が非常に高く、新しいデータが入ってきている今、特にそうである。 だから今こそ、春の大掃除をする絶好の機会なのだ。
この1週間だけで、合計302銘柄が「E」の領域に格下げされた。
これはかなり大量の格下げであり、現在これらの銘柄を保有しているか、または保有することを検討していたかどうか、ご自身で確認することをお勧めする。
最近どんな銘柄が格下げされたのか、とてもわかりやすい。 株格付けのページで、「E+」から「E-」の格付け銘柄をフィルタリングして、「格下げへ変更」をクリックするだけである。
上記の通り、デナリ・セラピューティクス(DNLI)、ボシュ・ヘルス・カンパニーズ(BHC)、スプリングワークス・セラピューティクス(SWTX)などの銘柄が格下げされた。
また、これらはすべてバイオテクノロジー産業の企業であることにお気づきだろうか。
格付け「E」は、株価は良くなく、上昇の可能性よりも下降のリスクが大きいということを意味し、これは企業の現在の財務状況に基づいている。 つまり、特に慎重になることを勧めたい。
いつものように、格付け履歴を確認することで、その方向性や、どこまで格下げされたかを知ることができるので、必ず確認することをお勧めする。デナリ・セラピューティック社の場合、「D-」から小幅に格下げされた。
一方、この1週間で4件の「A」評価へのアップグレードがあった。
新たに格付け「A」の4銘柄が登場
一般的に、当社の株式格付けは「非常に厳しく、高度に分析されたもの」であると言えるだろう。
特にハーシー・カンパニー(HSY)が際立っているのは、最近「A-」に格上げされ、今では「A」となっているからだ。その他、コンフォート・システムズUSA(FIX)、スノコ(SUN)、ホステス・ブランズ(TWNK)など、「A-」と評価されている銘柄はより強く、注目すべき銘柄である。
また上記の銘柄については、「7日間トータル・リターン」の項目で、いずれも(この記事を書いている時点では)最近数パーセントポイントずつ下がっていることがわかる。これは当社のワイス・ストック・レーティングを見る際に、非常に便利なツールだ。
正直なところ、今日ご紹介したような機能は、「レーティング」の有用性を考えると、ほんの序の口だ。より上手く活用するために、「レーティング」で色々試してみて、他のどんなツールが自分にとって役に立つか見てみよう。投資に関するリサーチを容易にする機能をいくつか見つけることができると断言できる。
家の中の大掃除をするにしても、ポートフォリオの大掃除をするにしても、ワイス・レーティングは後者の大きな助けになるはずだ。
多くのノイズが存在する中、当社はお客様自身が簡単に投資リサーチを行うことができるようにする。
次の機会まで。
ギャビン・マゴール
6月初頭に格付け評価が変わり
多くの企業がEランク銘柄に下落しました。
Weiss Ratingsをの格付けシステムはかなり厳しく評価されているので
ギャビン氏の言うように、銘柄購入に役立てるだけでなく
手放すべき銘柄の選別にも役立ててみてください。
あなたが持っている銘柄がDランクやEランクの銘柄になっていたら
今すぐ手放すべきかもしれません。
Weiss Ratingsのサイトには
投資に関するリサーチを容易にする機能もありますので
ぜひ、活用してみてくださいね。
とはいえ、Weiss Ratingsのサイトは英語であることや、
膨大なデータがあるから使いこなすには訓練が必要です。
そこで、月刊WeissはWeiss Ratingsの情報をもとに
日米アナリストが追加分析して、
高品質なごく一部の情報に厳選 しています
例えば
・ Weiss ratings が高格付けした銘柄のランキング上位 25 銘柄から、
さらに厳選した 5 銘柄からなるこの「最高格付けリスト」
・時価総額が高い人気企業だけれど
「Dランクの銘柄が乗った最低格付けリスト」
・今月1銘柄しか投資できないならこの銘柄に投資するという基準で選んだ
「今月のBEST 1 STOCK」
(今月号は世界的食品メーカーが選ばれました!)
など一人で調べていたらなかなか知ることができないような
銘柄や、その銘柄に関するリサーチも見ることができます。
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※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。