決算シーズンでさらに稼ぐ
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- 2024年7月19日
- トピックス
年初から利下げがいつ行われるのか
市場は注目を続けてきました。
発表される経済指標を見ても、
徐々にインフレは落ち着きを見せ、利下げへの道を進行していると言えるかもしれません。
実際、市場は9月の利下げ確率を90%以上と予想していますし、
FRB関係者からも利下げを匂わす発言が出始めてきました。
2000年以降では
金利は最も高い水準を維持してきたので、
これが下がるとなれば市場に大きな影響が出てくることでしょう。
しかし、
Weiss Ratingsのアナリストであり、
データサイエンティストである
ギャビン・マゴー氏によると
利下げ以上に注目すべきものがあると言います。
それは、
これから本格的に始まる
企業の決算発表です。
決算発表によって、
企業の最新の財務状況や経営方針、
経営陣の発言など、株価を大きく動かすデータが
たくさん発表されます。
北米には1万社以上の上場企業があり、
それらが次々に決算を発表していきます。
この今から始まる
決算シーズンで投資家はどうすべきか、
どんな指標を見ていくべきなのか。
ギャビン氏が
詳しく教えてくれています。
その詳細は続きをご覧ください。
米国株式市場はまもなく、決算ラッシュに入っていく。
各社から決算データが発表された瞬間から、Weiss Ratingsの格付けシステムはフィルタリングを開始する。
こちらのサイトを訪れれば、Weiss Ratingsの格付けのアップグレードやダウングレードが見ることができる。
Weiss Ratingsの格付けシステムを浄水器に例えてみよう。
日々、大量の水が入ってきて、フィルターが自動的に汚染物質を除去してくれる。
そして、良質な水を我々は受け取ることができるのだ。
Weiss Ratingsの格付けシステムもこれと同じである。
日々、大量の財務データが入ってきて、Weiss Ratingsの格付けシステムというフィルターがノイズを除去してくれる。
特に、決算シーズンはいつもに増して、膨大なデータを処理する必要がある。
しかし、あなたはこれらのデータをすべて、逐一分析する必要はない。
なぜなら、Weiss Ratingsの格付けシステムが代わりに、北米に上場するすべての銘柄を分析、計算してくれるからだ。
あなたは、格付けシステムの変化だけを見ていけばいいのである。
私の考えでは、投資をする上で、決算発表で手に入るデータや健全な財務データは必要不可欠である。
しかし、これら全てを見るのは難しい。Weiss Ratingsの格付けシステムを利用すれば、ただ、決算発表のデータを見る以上のものを得ることができる。
Weiss Ratingsの50年以上にわたる歴史から導かれた、格付けを見ることは非常に有意義である。
今の市場の不確実性は依然として高いが、我々の格付けシステムの確実性は最高である。
直近でも、経済指標によって、相場は大きく動いている。
今月11日に発表された消費者物価指数は予想を下回り、インフレ率が3%に低下したことが相場を下支えした。
これを受け、FRBが9月に金利を引き下げる可能性がさらに高まっている。
現在、市場は9月の利下げの可能性を89%と見ている。
直近でも述べたように、私も金利はこれから下がると考えている。
しかし、今注目すべきは金利よりも決算シーズンかもしれない。
決算シーズンで稼ぐためには
決算で発表される最新の企業の収益データは、毎日更新される当社の格付けシステムにとって非常に重要である。
アナリストである私たちは、発表される新しいデータを見ると少し興奮してしまうのだが。
しかし、決算で発表される最新のデータを見て、分析を加えていくことは私たちが大好きなことの 1 つである。
決算シーズンに入り、今後数週間で新しいデータ (およびそれに伴う新しい格付け) が発表されるので、Weiss Ratingsの格付けページは必ずチェックして欲しい。
実際、先日モルガン スタンレー (MS)、シティグループ (C)、ウェルズ ファーゴ (WFC) などの大手銀行が、前四半期の財務実績を最初に発表した。
発表を受け、株価は上下に動き始めている。
すべての企業の決算を分析することはできないと思うが、多額の投資をしている企業の決算発表は必ず聞くようにしてほしい。
なぜ、四半期に一度見る必要があるのか。
それは、企業の今後の経営方針が完全に公開され、経営状況全体の内訳が示されるためだ。
また、経営陣の言い方にも十分に注意する必要がある。彼らの口調から、通常、大きなヒントがいくつか得られるのだ。
では、決算を受けて、Weissの格付けで最近アップグレードされた株式をいくつか見ていこう。
買い評価が出されている「A+」から「B+」の中で、格付けがアップグレードしている銘柄は次の通りだ。
当然のことながら、高評価およびアップグレードされた 7 つの銘柄のうち 6 つが、過去 7 営業日で値上がりしている。
上記に示されている最近アップグレードされた銘柄だけでなく、高評価のすべての銘柄も見てみてほしい。
私が、上記の銘柄の中でもう少し詳しく調べたい銘柄を 1 つあげるとすれば、それは Marsh & McLennan (MMC) だ。
7月9日に最高ランクであるA-に格上げされた銘柄である。
まず、この銘柄は過去 10 年間、B-以上の「買い」評価の範囲から外れたことがない。
これは、安全性を非常に重視している当社の格付けシステムでは非常にまれなことだ。
Marsh & McLennan はシカゴを拠点とする金融サービス会社である。
同社は、顧客のリスク管理、ビジネス戦略の開発、および従業員の最適化を支援している。
MMC は過去 10 年間で 321% という非常に立派な上昇を見せている。
仮に、あなたが我々からの情報を受け取り、すでに MMC を保有している…
だが、MMCのような銘柄へ投資をさらにしていきたいと考えているとしよう。
Weiss Ratingsの格付けサイトにはそのような人に使ってもらいたい非常に優れた機能がある。
それが「類似銘柄(Similar Stock)」を検索、表示させる機能だ。
あるいは、MMC の配当が好みよりも低すぎると思った場合にもこの機能が役に立つ。
「類似銘柄(Similar Stock)」をクリックすれば、他の高格付け銘柄を調べて、ニーズに合ったより良い配当銘柄を見つけることができる。
例えば、
プルデンシャル ファイナンシャル (PRU) の配当利回りは 4.2%、サン ライフ ファイナンシャル (SLF) の配当利回りは 4.5% であることが分かる。
これらの銘柄は「買い」推奨ではないが、格付けの背後にある膨大なデータを自分のポートフォリオに活用したい人にとっては、良い情報となるだろう。
あなたも、Weissの強力なテクノロジーである格付けシステムを活用して、投資を進めていってほしい。
決算シーズンにどう取り組むにせよ、Weiss Ratingsの格付けシステムを使えば、成功する可能性が高まると私は確信している。
乾杯
ギャビン・マゴー
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。
いかがでしたか。
決算発表で各企業の最新の膨大なデータが
出てきますが、
Weiss Ratingsの格付けシステムを使えば、
あなたはすべての企業の決算を見ずとも
優良企業に絞って投資を行うことができます。
ギャビン氏は
格付けサイトの詳細な使い方まで
教えてくれたので、
あなたもぜひチェックしてみてくださいね。
そして、
Weiss Ratings Japanでは
Weissの格付けシステムを使い、
日本人投資家に使いやすい情報をお届けしている
月刊Weiss Ratingsを毎月発行しています。
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逆に、Weissの格付けシステムが
今投資すべきでない、または売却すべきとと評価している
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