上昇するのはNVIDIAではなくレストラン!?
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- 2024年7月29日
- トピックス
2024年、年初来から米国市場平均を示すS&P500は31回も市場最高値を記録し、株価は約7ヶ月で19.56%も上昇。
NVIDIAをはじめとする強力なハイテク株の影響によって、例外的に好調な年になったと言えるでしょう。
そんな中、Weiss Ratingsアナリストであるギャビン・マゴール氏はこのような市場が好調な時に、より大きなリターンが狙える銘柄を教えてくれました。
これまでの業績と、配当利回り、今後上昇する理由についても述べてくれたので、ぜひ見逃さないでださい!
短期的に勢いのある銘柄で
あなたのポートフォリオを活性化させよう!
米国市場の歴史は波乱万丈で、決して順調だったわけではない。だがそんな中で、今年前半は市場が好調に推移している。
格付け上位に掲載されている銘柄には、花火で照らされた空と同じくらい明るく、ポートフォリオに輝きを与える準備ができているものがある。
今年これまでにS&P 500 は 31 回、史上最高値を記録しており、今世紀でこれを上回るのは 2021 年の 1年のみである。この調子でいけばS&P500は今世紀最も多く、市場最高値を記録した年になるかもしれない。
そして今年のこの大きな成長の大部分は、Nvidia ( NVDA )のような異端者によって推進されたと多くの人が言うだろう。NvidiaはWeissの格付けでも上位に位置するため、それによって資産を増やせていることを願っている。
しかし実はNvidiaだけでなく他の強力なハイテク株も例外的に好調な年を迎えているのだ。
マイクロソフト(MSFT)やメタ・プラットフォームズ(META)などの他の大手ハイテク株もそれぞれ22%、45%と大幅に上昇した。
最も好調だったセクターはテクノロジー、通信サービス、金融であったと言えるだろう。
しかし、市場の勝者は常に入れ替わるものだ。事実、Weiss Ratingsの格付けシステムで次に急上昇すると私が予測しているものはテクノロジーセクターではない。(その具体的な銘柄名についてはこのあと言及しているのでぜひこのまま読んでみてほしい。)
私はWeiss Ratingsの格付けシステムの総責任者として、有料でアクセスして手に入れられる情報も含め様々な格付け情報を見ることができる。数多くある格付け情報の中から今日は、S&P500を圧倒している、つまり今まさに急上昇中の格付け上位銘柄をお見せしよう。
それが次の10銘柄だ。
この銘柄に注目してほしい!
2022年10月22日にS&P500が3年ぶりの安値を付けて以来、S&P500は53%上昇している。今年に入ってからもS&P500はその強い勢いを維持できているといえるだろう。
さて下記に「ベストモメンタムストックパフォーマー」という、S&P500指数と比較した時の最高の格付けリターンを示す上位 10 銘柄を掲載した。
S&P500が年初来から大幅に上昇し、これらの銘柄の評価も非常に高いことから、他の銘柄よりもあなたの投資目標に合致するものもあるかもしれない。ぜひすべてを調べてみることをお勧めする。
上記のリストにある銘柄はすべて、今年に入って素晴らしい業績を見せている。これによって株価も上昇傾向にあり、Nividaは157%、Vista Energy ( VIST ) は 57%、Celestica ( CLS )は 102%も上昇した。
しかし、今日はこのリストから今後上昇する可能性のある、別の1銘柄に焦点を当てようと思う。
その名もテキサスロードハウス ( TXRH )だ。
テキサスの上昇率は非常に大きい
テキサスロードハウスは、その業績の良さによって上記のリストにも掲載されている。今年はこれまでにS&P500の2倍以上の株価上昇を見せており、41%も上昇している。
特にこの1ヶ月のパフォーマンスは非常に満足できるものである。なぜなら過去 1 か月間の株価は過去最高値を更新し続けているからだ。
さて、次に3年間のチャートを見てみよう。
テキサスロードハウスはアメリカ全土に多くの店舗を持つ、定評のあるレストランチェーンだ。
日本に住んでいる方は馴染みがないかも知れないが、米国では多くの人が知っているであろう有名なレストランである。
当社はマクドナルドと同じフランチャイズモデルで運営しており、これにより会社の運営コストが削減されている。
経費率が低いTXRHは依然として高い成長の可能性を秘めているのだ。また、配当金もあり、現在の配当利回りは1.35%となっている。そしてこの配当利回りは2020年から2.5倍以上の増配率となっているのだ。
この格付けデータを見ると、株価収益率は34倍を示しており、すでに株価は大きく上昇しているように思われる。そのためこの銘柄に投資するのであれば、7月25日の最新の収益報告書を見る必要があるだろう。
今回取り挙げたリストを見ると、今年の株式市場の上昇がAI銘柄に限ったものではなく、より多くのチャンスが存在していることがわかる。ぜひWeiss Ratingsの格付けを使い、多くの投資家が見逃すであろう急上昇の投資チャンスを見つけて欲しい。
健闘を祈って!
ギャビン