パンデミックは景気サイクルの一部なのか?
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- 2020年7月31日
- トピックス
今年の初め、戦争サイクルがこの50年間で初めて「収束化」してきていることをお話した。
そして、今回は初めて聞くサイクルだろう。
パンデミックサイクル
パンデミックは、気候が寒く乾燥した状態になると発生する傾向がある。これは季節性インフルエンザ、風邪、そして現在のCOVID-19にも当てはまる。
しかし、この最新パンデミックは歴史的に見て比較的軽度だ。今後数十年の間に、はるかに悪化することが予想されている。
なぜなのか?
有名なサイクル理論専門家で、樹木の年輪や気象記録、イナゴ災害、歴史的記録などからドラウト・クロックを設立したレイモンド・ウィーラー博士(1892-1961)によると、驚くことに、私たちは寒く乾燥した気候に向かっているからだ。
過去の歴史では、これらの期間は、ほとんどの場合が内戦、不況(または恐慌)、そして大規模なパンデミックにつながってきた。
実際、グリーンランド氷床コアプロジェクトはウィーラー氏の研究を証明している。
主要文明の興亡を予測する1030年の気候サイクルと、
寒く乾燥した時期におけるパンデミックの発生との驚くべき相関関係が示されている。
気候と健康の間に必ずしも直接のリンクがあるわけではないが、社会が非常にネガティブになると、文明が崩壊し、疫病が発生する傾向がある。
現在、私たちは谷というよりも気候のピークに近づいており、そして現代文明による温暖化の影響でピーク期は長引く可能性がある。それでも地球は、定期的に人口を淘汰する習性を持っている。
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あなたの成功を願って
ショーン