銀と金の価格が爆発的に上昇、インカム投資も急上昇!どうすべきかお伝えしよう
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- 2020年7月30日
- トピックス
全く驚いた!貴金属の動きは見ているだろうか?金の1オンスあたりの価格がたった3日間で、さらに45ドルも上昇したのだ!
7月21日には1,840ドルをつけた。これは2011年9月以来の高値であり、最高値を更新しそうだ。
その間、銀は2ドル以上急騰して21ドルとなり、6年ぶりの高値を更新した。鉱業株も暴騰している。
ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF(VanEck Vectors Gold Miners ETF:GDX、格付け「B-」)は、年初から現在までに37%以上急騰している。SPDR S&P500 ETF(SPY、格付け「C」)のリターンの20倍以上だ!
ワイスレーティングで堅実な格付けを得ている配当重視の銘柄もアツくなっている。セーフマネーレポートのモデルポートフォリオに入ってしばらくのクロロックス(Clorox:CLX、格付け「B」)をご覧いただきたい。年初から今までに47%上昇している。他の最近の推奨銘柄も新高値をつけたか、それに近い水準にある。
これらに共通しているのは何か?中央銀行が市場に低利資金を溢れさせ、お金の流れを作っていることだ。これは「実体経済」にとっては、極めて非効率的な政策である。結局のところ、我々はずっと低金利、ゼロ金利、マイナス金利政策を続けてきた。量的緩和が長年続いたのだ。
そして多くの国は、イールドカーブ・コントロール(YCC)のような、他の金利に焦点を当てた政策を何年も続けてきた。それは、中央銀行が、ただ超短期金利を固定するだけでなく、異なる水準の異なる金利を固定するというものだ。これはFRBが次に取るステップとして望ましく、早ければ秋にも実施する可能性があると見られる。
でも、これまで何を成し遂げてきたのだろうか?
FRBも海外各国のFRBに相当する機関も、よく言われるような2%のインフレ目標を達成して維持することはできていない。それらの機関は皆一様に、GDP成長率 を一貫して絞り出す能力は発揮できていない。つまり、それら機関は実態経済に対して、あまり影響力を持っていないのだ。
資産市場にとって、この人為的に増やされた資金は思いがけず得た天恵のようなものだ。国債などの投資ではほとんど利回りが得られないため、投資家は他の投資先を探すことを余儀なくされている。投資家は有配当株を積極的に購入しており、そのために株価が上昇している。
金利との競争がほとんどなく、国によってはマイナス金利のところもあるが、投資家は利回り0%の他の資産を買いたいと考えている。これには、金や銀も含まれる。こうして金や銀の価格が上昇し、採掘事業者の株価も上昇している。
その上、ボラティリティの高い市場では「カオスのための保険」が必要になってくるし、新型コロナウイルス流行による短・長期的な影響がますます不透明になっていることを考えると、これらの傾向が強まっている理由がわかるだろう。
これは無視できないメガトレンドである可能性がある。その場合、あなたはここから利益を得るためにあらゆる努力を払うべきだと考える。
では、このトレンドはいつまで続くだろうか?2020年の勝負は7月の3週目に始まったばかりで、野球で言えばまだ4回辺り。そして多くの投資家は最近、鉱山会社のような保有率の低い分野と、テクノロジーなどの保有率の高い分野の動きに注目しているが、まだまだ多くのチャンスがある。
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まだその準備ができていない場合は、このワイス・レーティングのウェブサイトで貴金属や配当重視の株に焦点を当てたETFや投資信託を閲覧していただける。
それではまた。
マイク・ラーソン