金の強気市場を示す3つの追加チャート
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- 2020年8月14日
- トピックス
こんにちは。
金にとってはまたしても荒れた一週間だったが、賢い投資家の次の一手は?
いくつかアイデアがある。
まずは、いくつかのチャートを見てみよう。
チャート No. 1:新たな強気市場
ウォールストリートはようやく金が新たな強気相場に入っているという事実に気がついた。
それでも彼らは、金が急騰する可能性について、あまりにも冷静に捉えている。
金が周期的であることを知ってこそ、本当に理解できる。これは、金の周期的な性質を示すチャートだ。
金は、弱気市場と強気市場の規則的なパターンに沿っており、その間にレンジ相場となる。金の強気市場は弱気市場よりも長く、さらに進行する傾向があり、前回の大規模な強気市場は10年間続き、金属は614%も上昇した。
今回は先に進もう。新たな強気市場は2018年に始まった。今のところ、金の上昇率は60%を少し超えたところだ。
では、金はもっと上昇していくのか?
その通りだ!
実は、金がまだ安いことを示すチャートがある。
チャート No. 2:インフレ調整後の金
以前のメルマガで、「スマートマネー」が金に流れ込んでいると述べた。
高値近くで買っているという人もいるかもしれない。
名目上はそうだ。
だがインフレ調整後はどうだろうか。
2011年のピークには戻っておらず、1980年代のピークにも近づいてさえもいない。
言い換えれば、多くの投資家がまだお買い得だと思っているということだ。
そして、彼らは正しい!
では、金に投資するにはどのような方法が良いのか?
もう一つチャートを見てみよう。
チャート No.3:鉱業株は金を上回っている
これはパフォーマンスチャートだ。3月の底値からの上昇率を示している。
金は28.2%の上昇。好調だ!
金の代表的な生産企業のバスケットを持つヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF (GDX、格付け「B-」)は、129.26%上昇している。素晴らしい!
しかし、グローバルXシルバー・マイナーズETF(SIL、格付け「C」)
の165.63%上昇に比べてみるとどうか。すごい!
そして、これはチャートにおける最優秀銘柄ではない。
それは、ヴァンエック・ベクトル中小型金鉱株ETF (GDXJ、格付け「B-」)だ。 なんと178.66%の上昇を記録している!
このチャートは、鉱業株が金属をはるかに上回っていることを示している。
それは、鉱業株が原資となる金属にレバレッジをかけているからだ。
彼らが土から1オンスの金を産み出すコストは、その金に付けられる価格よりもはるかにゆっくりと変化していく。
金が上昇に転じると、鉱業株の利益率は拡大していく一方だ。
そして、このレバレッジを利用することで、金価格の僅かな上昇で大きな利益を狙うことが可能となる。
私が今挙げたETFのいずれも、この金の強気市場において有望だ。
金の価格が大幅に上昇したらどうなるか?
可能性は無限大だ。
覚えておいて欲しい。そして、これからの計画を立てて欲しい。
賢い計画には、金、銀、そして鉱業株が含まれることだろう。
あなたの成功を願って
ショーン