再生可能エネルギーにおける3つの推奨銘柄
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- 2020年10月6日
- トピックス
先日のメルマガでは、太陽光発電電力によって得る利益の可能性についてお話しした。
しかし、それだけではない。再生可能エネルギーの利用が急速に拡大しており、 そこには富を築くチャンスが転がっている。
今回は、そのチャンスに役立つ3つの銘柄をご紹介する。
これは、私たちの好む「メガトレンド」なのか?
間違いない。
実際、米国の 2020年上半期の発電電力量は、22.2%が再生可能エネルギーによるものだった。
そして、11月の結果次第では、この取り組みが一気に加速する可能性がある。
選挙的な要因と、選挙で何が起こっても、2021年1月に誰が大統領宣誓を行っても成長し続ける銘柄をご紹介する。
まずは基本的なことから。
再生可能エネルギーには、太陽光、風力、水力の3種類がある。年別の内訳は次のようになっている。
風力発電は、2020年上半期の米国電力供給量のうち9.1%を占めており、2019年同期の7.7%、2018年同期の7.1%から増加した。
水力発電はここ数年横ばいに推移しており、2018年と2019年には米国の電力の8%、2020年上半期の8%を供給している。これは、太陽光発電や風力発電の太陽光発電所や風車のように、新しい川を作ることができないからだ。
太陽光発電は、2020年上半期の米国電力のうち3.4%を占めており、2019年同期の2.7%、2018年同期の2.3%から増加している。
再生可能エネルギーの割合は天然ガスや石炭、原子力に比べてどれも小さいが、それは今後成長していくチャンスが莫大であることを意味する。
このチャートを見ると、天然ガス発電が増え続けていることがわかる。しかし、石炭火力発電は崖っぷちだ。それが再生可能エネルギーのチャンスとなる。
これはアメリカだけの話であり、世界的に見ても、再生可能エネルギーの割合は小さい。しかし、繰り返すが、それは単純に成長する余地があることを意味する。
なぜなら、次のチャートを見てわかるように、世界的に再生可能エネルギーの利用が急増しているからだ。
まさにメガトレンドだ。そして、これはまだ始まったばかり。
実際、再生可能エネルギーの生産量は、今後10年間で5倍に増加すると予測されている。つまり現在の約100ギガワット(GW)の設備容量から、2030年には約500ギガワット(GW)にまで引き上げられることになる。
そして、他にもある。
2021年から、カリフォルニア州で新築される商業施設や住宅には、ソーラーパネルの設置が義務付けられる。カリフォルニアは全米のトレンド発信地であるため、この動きは広まることが期待できる。
政治の流れ
もし民主党大統領候補のジョー・バイデンが当選した場合、太陽光発電と風力発電は一気に加速する可能性がある。
以前のメルマガで説明したように、バイデンは「グリーン・ニューディール」に意欲的であり、アメリカによる太陽光、風力、水力の再生可能エネルギーへの参加を後押しするものだからだ。
バイデンが勝つかもしれないし、負けるかもしれない。確率は五分五分だろう。
そのため、すでに確立している大きなトレンドに乗り、グリーン・ニューディールの法案が現実化すれば、たちまち利益を手に入れられる投資が望ましい。
どうすればよいのか?
実際には、購入可能な非常に流動性の高い代替エネルギーETFが3つある。
iシェアーズ・グローバル・クリーンエネルギー ETF(ICLN、格付け「C」) 。
このファンドは、S&P グローバル・クリーンエネルギー指数で追跡されている30社に投資しており、太陽光発電に重点を置いている。信託報酬は0.46%だ。
私のスーパーサイクル・インベスターの購読者は、この銘柄をすでに所有している。
インベスコ・ソーラーETF(TAN、格付け「C」)。
このファンドは、MACグローバル・ソーラー・エネルギー指数で追跡されている28の太陽エネルギー関連銘柄バスケットを保有している。信託報酬は0.71%だ。
ファースト・トラストISEグローバル・ウィンド・エネルギー・インデックス・ファンド(FAN、格付け「C-」)。
このファンドは、ISEグローバル・ウィンド・エナジー指数で追跡されている 45 の風力エネルギー関連銘柄バスケットを保有している。信託報酬は0.62%となっている。
これらのファンドは、あなたに利益をもたらす手助けとなるだろう。この業界の個別銘柄は、さらに良いかもしれない。
風力発電と太陽光発電に関して言えば、利益の可能性は無限大だ。
あなたの成功を願って。
ショーン