オンライン・スポーツ・ベッティングの未来像とは⁈

スポーツベッティングの未来は、ニュージャージー州の端にある小さなショッピングセンターで繰り広げられている。

専門家によると、ここでの熱狂的なベッターによる1日の取引額はラスベガスを上回るという。

それは、究極のデジタル・トランス・フォーメーションであり、西海岸の華やかなカジノは、スマートフォンのアプリによって破壊されつつある。

アナリストがアドレス可能な市場全体の大きさを評価した結果、評価額が急上昇。収入に飢えた州がスポーツベッティングの合法化を急ぐことで、パイは確実に増えていくだろう。

ニュージャージーの話は面白い。

Basketball Newsの報道によると、ベッターの約25％がニューヨーカーで、彼らはスマートフォンのアプリを使って賭けをするために、毎日ニュージャージー州フォートリー、ニュージャージー州イーストラザフォード、メドウランズ（ニュージャージー州のスポーツ複合施設）に奔走している。

地元のスターバックス(SBUX)と外の駐車場に何百人もの人々が集まるのだ。

そこでは次のニックスのバスケットボールの試合のオープニング・ティップオフでどのチームが勝つかということから、2021年のサイ・ヤング賞を受賞する可能性が最も高いメジャーリーグのピッチャーまで、あらゆることに賭けることができるという。

さらに言えば、これはオンラインスポーツベッティングの始まりに過ぎない。

隣のニューヨーク州ではスポーツ賭博がまだ禁止されているため、ニュージャージーのコーヒーショップは今、大忙しとなっている。

スマートフォンの位置情報を追跡しても、ベッターがアプリをダウンロードすることはおろか、アクションを起こすこともできない状況は、全米で変わりつつある。

スポーツベッティングは現在24の州で合法となっているが、ニューヨークでは今年中に導入される可能性がある。

さらに5つの州で賭博法案が提出されており、2022年と2023年にはさらに多くの法案が提出される可能性がある。

ジョージア州では、MLBのアトランタ・ブレーブス、NFLのアトランタ・ファルコンズ、NBAのアトランタ・ホークスのチーム関係者が、スポーツベッティングの合法化を州議会議員に請願した。プロスポーツの経営者は、ライセンス料で数十億円の収入を期待している。

この傾向は、ドラフトキングス(DKNG)やペン・ナショナル・ゲーミング(PENN)にとって急成長のチャンスとなる。

ドラフトキングスは、2019年にイギリスのソフトウェア開発会社SB Techを買収した。33億ドルの買収により、最先端のリスク管理やオッズメイキングツールを手に入れた。

投資家は、これらの企業が独自のデジタル資産を使ってこの分野を変革していることを理解する必要がある。

健闘を祈る

ジョン・D・マークマン

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