揺れる市場で足元を固めるための5つの方法
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- 2021年11月8日
- トピックス
タイミングが全てだ。
例えば、SPDR S&P 500 ETF トラスト(NYSE:SPY)を年初に購入した方は、17%のオープンゲインに満足していることだろう。
だが、もしあなたが3カ月前にSPYを購入していたという場合・・・それ以降は横ばいで取引されているため、特にエキサイティングなことはないのではないだろうか。
Facebook (Nasdaq:FB)や、Amazon.com(Nasdaq:AMZN)のような人気の高いテクノロジー株を買っていたとしても同じことが言える。年初に近い時期に購入した方は、簡単に2桁の利益を手にしているはずだ。
3カ月前にこれらのハイテク株を買っていたとしたら・・・もっと早くパーティーに参加していればよかったと思っているかもしれない。最近になって投資した人間にいたっては、一桁後半から二桁の損失にあえいでいる。
何が起こったのか?
9月のS&P500は、2020年3月のコロナウイルスによる暴落以来、最悪の月となった。
皆さんがハイテクやそれらが大きく反映されているインデックスについて、正しいタイミングを見出して対処してくれていれば良いのだが・・・初期に得た利益が、しっかりとした理由もなしに消えてしまうのを見るのは辛いものだ。
あまり良い結果が得られなかった小型株
2021年の最初の2カ月間は、ほとんどの銘柄が一斉に上昇した。かなり強い幅で、だ。しかし、S&P500のような大型株は、小型株の上昇が止まったのを境に上昇しなくなってしまった。
3月より導入した、SPYとiシェアーズ・ラッセル2000 ETF(NYSE:IWM・レーティング「C」)の相対的なパフォーマンスを示す最新のチャートを見てみよう。
この期間中、SPYはまだ2桁の上昇を続けているが、IWMは2%近く減少している。
では、今何が起こっているのだろうか?
起こらなかったことを教えよう
米連邦準備制度理事会(FRB)は、19年のCOVID危機が深刻化した後も、市場を支えるために膨大な量の資金を市場に投入することを止めなかった。
しかし、現在はその支援を縮小し、遂に金利を引き上げるという話が挙がっている。
なぜか?投資家はお金がより高価になり、手に入りにくくなるのではないかと懸念しているからだ。
経済データが好調で、広範な回復を示しているときに、人々が怖がっているというのはおかしく見えるものである。
しかし、その心配は早すぎた・・・もしくは、少なくとも、間違ったことについて心配していたのかもしれない。
確実に言えるのは、市場がより厳しい時期に入ったということだ。
ボラティリティーが高まっている。株価は変動している。利益が出しにくくなっている。
しかし、利益が得られにくいからといって、そのチャンスが全くないわけではない。ワイス・レーティングと、それに基づいて設計された各種サービスは、皆さんがそういったチャンスを掴む助けになる。
私が自信を持って言えることは、このようなセーフマネー投資戦略は、あらゆる種類の市場で機能することが証明されているということだ。
・現金を蓄える。
・株式以外の資産を狙う。
・短期的なポジションでは利益を獲得しながら、長期では大きなゲインが得られる可能性のある勝ち組の銘柄に乗る。
・アドバンテージを持つ銘柄への投資(堅実なフリーキャッシュフロー、定期的に成長している配当金、堅実な経営陣など)。
そしてもう一つ、皆さんに知っておいてもらいたい戦略がある。
まだワイス・レーチングスを投資判断に利用していないという場合は、ぜひ今すぐに始めて欲しい。当社独自の格付けは、皆さんのような投資家が、市場の中で最も安全なセグメントに資金を投じることができるよう設計されている。
私も実際、購読者に、このボラティリティの高い市場に向けて、2つの高評価銘柄の購入を勧めたばかりだ。雨が降ろうが降るまいが、誰もが安心して夜眠れるようになるだろうと考えている。
それではまた。
マイク・ラーソン
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