市場の「お金の問題」にどう立ち向かうか
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- 2021年11月8日
- トピックス
市場には「お金の問題」が存在する。
しかし、市場へ「流す」場合を除いて、の話だ。連邦政府は、何兆ドルもの安価な融資、景気刺激策、追加給付を経済に投入してきている。
今、ウォール街はありあまるほどの安価かつ安易なお金の中毒に陥っている。結果として白熱したラリーが起こりやすいからだ。ただし、その副作用は、元の病気と同じくらい大きなものとなってしまっている。
・インフレ率の上昇
・過剰評価された株式
・暴走する住宅価格
・原油価格の高騰
など。
そして、本当の「お金の問題」は、これらが更に上昇していき、お金が更に手に入りにくくなるということだ。
これは、私やあなたのような貯蓄家や投資家に直接影響を与えるものとなる。
今、FRBはギアをシフトしようとしている
FRBは、11月のFOMCでテーパリング(量的緩和の縮小)開始を決定した。
一方で、バイデン政権は、インフラや社会改革の計画に対して、政治的な障害にも直面している。
議会は10月、債務上限のデフォルトをかろうじて回避した。今回の延期により、連邦政府は12月までしか機能しないことになってしまった。つまり、新たな党派間の論争やディベートがすぐそこまで来ているということである。
急激に膨らんだ負債に対処するのにあたり、早すぎるということはないのだが、このタイミングということもあり、投資家の間での不安感が根強い。
もしこれに反撃することを考えているなら、ワイス・レーティングス・ジャパンで公開している「米国最高格付の株式ランキング」「最高の高配当株ランキング」「最高の成長株ランキング」を駆使して有望な銘柄を見つけ出して欲しい。
では、最終的な結論は?
・お金のやりくりが少し難しくなっているかもしれないが、収入を得ることに関しては必ずしもそうではないということだ。
ヒートマップを駆使して、有望な銘柄を見つけ出して欲しい。
それではまた。
マイク・ラーソン
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