グーグル、今月末の決算に注目!
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- 2021年10月27日
- トピックス
こんにちは。Weiss Ratings Japanの安居です。
先週は最先端半導体の製造工程の一部で【シェア100%の半導体銘柄】を紹介しましたが読んでいただけましたか?
読んだ方からはこんな感想をいただきました。
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半導体不足は知っていましたが、正直どの銘柄を買えばよいのか不明でしたが、今回はいい情報だと思いました。(M・H様)
世の中で必要不可欠な半導体の製造工程でシェア100%は凄いですね!今後半導体は更に微細化し業績は急角度の右肩上がりになる事でしょうね。(ニックネーム:ウーロン茶 様)
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初めてのメルマガだったのですが、たくさんの感想をいただけて嬉しかったです^^)
まだ読んでいない方は(シェア100%!) 高ランク半導体銘柄という件名で届けいているのでぜひご覧ください。
今日のメルマガでは最近どんどん格付けが上がっている巨大IT銘柄について、
Weiss Ratingsがどう見ているのか?どのような視点で評価しているのか?ということを紹介したいと思います。
その巨大IT銘柄は、、
グーグル(アルファベット)です。
「おいおい、グーグルなんて知ってるよもっとみんなが知らないお宝銘柄を取り上げてよ」
と思いましたか? ^^)
でも安心してください。Weiss Ratings以外ではなかなか知ることができないグーグルの凄さを見つけました。
2週間に一度更新している「米国株格付けランキング」をご覧いただいていたら、最近グーグルの順位がどんどん上がっていることに気付いたかもしれません。
現在の評価は「A-」で、1万以上ある米国株の中でなんと2位。
Weiss Ratingsはめちゃくちゃ格付けが厳しいので、めったにAランクを与えません。
現在Aランクなのはたった5銘柄ですし、GAFAでAランクなのは、現在グーグルだけです。
ちなみに、GAFAの他3銘柄、アップル、アマゾン、フェイスブックは、今年に入ってから一度も「B+」以上の評価を与えられたことはありません。
(これらの企業の評価が低いのではなく、Weiss Ratingsの評価が厳しすぎるんです笑)
ただグーグルが「A-」と言われても「そりゃそうでしょ。他にないの?」と思ったかもしれませんが、
全体と比較すると、今年に入ってからグーグルがものすごく高く評価されていることがわかりますね。
実際の株価を見てみると、
今年に入ってからの10ヶ月で約61%も上昇。S&P500はプラス11.52%%なのでその5倍以上のリターンですね。
こうして比べてみると、昨年大きく株価が伸びたGAFAの中で、今年もその勢いを保っているのはグーグルだけだということがわかります。
Weiss RatingsがGAFAで最も高く評価している銘柄が、実際にGAFAの中で最も高いリターンを出している。
単純なことですが、これが「格付け」の役割です。
もう一つ追加すると、グーグルは今年に入ってからGAFAの中で最も高く評価されていますが、昨年のリターンはGAFAの中で一番低かったんです。
Weiss Ratingsが過去の株価だけでなく、いろいろな要素から総合的に判断していることがわかりますね。
さて、そんなグーグル株、今買うべきでしょうか?
あなたにはWeiss Ratingsの評価を”投資判断の一つ”として使って欲しいと思います。
ただ格付けが高いから買う、低いから売る、のではなく格付けも判断材料の一つに、いろいろ調べて、
・自分の投資戦略にあっているか?
・自分の投資目的にあっているか?
・今投資するとして”出口戦略”はどうするのか?
などを考えてもらえたらなと思います。
ということで、もう少し詳細な評価を見てみましょう。
こちらはWeiss Ratingsの評価をもう少し細かく見たもの。
グーグルは配当を出していないので、Dividend(配当評価)がゼロなのは当然として、、
Volatility(株価の変動性)評価以外は全て満点です。
ご存知かもしれませんが、上の画像の各評価の意味は、
です。
配当を重視しないのであれば、ほぼパーフェクトな評価と言っていいかもしれませんね ^^)
簡単に業績も見てみましょう。
2016年からの業績はこんな感じです。きれいな右肩あがりですね。
2021年は仮で、2020年6月から2021年6月の1年間の数字をグラフにしています。
つまり、半分は2020年決算の数字がまざっています。
2020年と半分かぶっているのにこれだけ伸びているということは…
2021年前半(3月、6月決算)が相当良かったということ。
グーグルは2021年6月の決算を7月末に公開したのですが、Weiss Ratingsはその2日後、グーグルの評価を「B+」に格上げ。
その翌営業日には「A-」に連続して引き上げました。
僕はほとんど毎日Weiss Ratingsの格付けを見ていますが、2日連続で格上げ、しかもAランク銘柄への格上げなんて見たことがありません。
それほど、2021年6月の決算がすごかったということです。
どんな決算だったかを書くと長くなってしまいますので、興味があればぜひ、「GOOGL 2021年6月 決算」などと検索してみてください ^^)
このようにWeiss Ratingsの格付けも参考にすると
「グーグルは1株30万円近いから、これから投資するのはな…」
「GAFAはもう上がりすぎてるでしょ…」
といった感情的な投資判断ではなく根拠に基づいた論理的な投資判断をしやすくなると思います。
そして10月末には、アルファベットの2021年9月決算が発表されます。もしその結果が6月決算と同じかそれ以上に良ければ…
Weiss Ratingsの評価も「A-」から「A」へ。ひょっとしたら「A+」なんてこともあり得るかも…?
ぜひ、グーグルの次の決算と、その後のWeiss Ratingsの評価に注目してみてください。
P.S.
Weiss Ratingsは1万銘柄以上ある全ての米国株を日々評価しておりこのような隠れた優良銘柄を発見することもできます。
https://weissratings.jp/
※1位の銘柄も知ることができます
P.P.S
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