白熱するホワイトメタルのための2つの熱い銘柄
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- 2022年1月14日
- トピックス
私はしばらくの間、ウランに強気であり、おかげで会員の方々に良い結果をもたらすことができた。
今回は2つの会社の紹介と、なぜウランの需要が高まっているのかをご説明したい。
ウラニウム・ロイヤルティ(UROY)
ウラニウム・ロイヤルティの時価総額は4億3200万ドルで、マッカーサー・リバーをはじめカナダにある大型で高品位な地下ウラン鉱山・シガー・レイクやナミビアのウラン鉱山・ランガー・ハインリッヒなどの巨大鉱山を含む、世界中の多くのウラン・プロジェクトにロイヤリティ・ストリーミングを持っている。
今のところ、これらの鉱山の生産は停止しているが、
・ ウランの価格が上がれば、再び稼働するだろう。
また、ウラニウム・ロイヤルティは平均コストが1ポンドあたり37.64ドルの現物の三酸化ウラン(UO3)を100万ポンド所有していることも同社に注目している要因として挙げておきたい。
ウラニウム・エナジー(UEC)
ウラニウム・エナジーは、時価総額12億ドルの鉱山会社だ。また、ウラニウム・ロイヤルティを会社分割した。
ウラニウム・エナジーはテキサス州で過去に生産していたプロジェクトを所有しているが、ウラン価格が低下して生産を維持できなくなったため閉鎖した。
ただ、同社はワイオミング州、ニューメキシコ州、ネバダ州、コロラド州で、衛星プロジェクトの建設や他のプロジェクトの買収を行っており、収益拡大に向けた経営陣の判断はとても優れているのではないかと分析している。
なぜウランなのか?
最近ブルームバーグは、中国が今後15年間で150基もの原子炉を新たに建設する計画であると報じた。これは、2060年までにカーボンニュートラルを目指す中国の計画の一環だ。
そして、複数のファンドがウランを買うために待ち構えている。
最も新しいファンドは、カナダの投資ファンド、スプロット・アセット・マネジメントLPだ。7月に既存のフィジカル・ウラン・ファンドであるウラニウム・パーティシペーションを買収し、スプロット・フィジカル・ウラニウム・トラスト(SRUUF)を立ち上げた。
・ それ以来、スプロットはウランを買い集めている。SRUFFは現在、約3300万ポンドのウランを保有しているが、さらにウランを購入するために12万9,300株を追加発行したばかりだ。
一方、世界最大のウラン生産国であるカザフスタンは、独自の現物ファンドを立ち上げることを発表した。
そして、既存のファンドであるイエロー・ケーキPLC(YLLXF)は、どんどんウランを買い増やしており、10月には、さらに300万ポンドの購入計画を発表した。
・ これにより、長年の投資不足と鉱山閉鎖により、すでに圧迫感を感じている世界市場おいて、さらなる需要が発生している。
よって、私はウラン価格は爆発的に上昇すると考えており、厳選された銘柄はその動きに乗ることができると考えている。
いつものように、何かを買う前にはご自分で調べてみて欲しい。しかし、このウランの動きは見逃せない。
あなたの成功を祈って。
ブロドリック
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