今週の下落で買った銘柄
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- 2022年9月5日
- トピックス
こんにちは。Weiss Ratings Japanの安居です。
いやあ、大きく下落しましたね ^^;
メルマガではなく、一部の方にだけ8月20日に「明後日、S&P500は上がるのか?」というメールをお届けしていたのですが、
(この件名でメールが届いている方はぜひ読み返してください ^^)
その時にこんな画像をお届けししました。
※tradingviewより
この画像を見せて僕は
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コロナショックでも発生しなかった200日(長期)と350日(超長期)のデッドクロスが発生した
このまま本格的な上昇相場になるのかというと、そうではないと思う…
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と説明しました。
実際、その後10日ほどで大きく下落しましたね。
※tradingviewより
とはいえ、長期的な弱気シグナルが出ても全く気にする必要がない投資方法も存在します。
Weiss Ratingsや実績あるアナリストが高く評価し”長期的に強い”と認められた米国株への投資です ^^)
こうした銘柄にBuy & Holdすると決めたらチャートや経済ニュースを見るのをやめてガッチリ長期で持ち続ける。
それが大切です。
メルマガではいろんな立場の投資家へ情報を届けるため経済ニュースや株価の分析も行いますが、僕自身、大半が強い米国株への長期投資なので、相場に合わせて頻繁に売買することはありません。
前回のメルマガで「指し値注文をして待ち構えています」と言いましたが、
もちろんそれも長期投資を前提にしています。
そして、、、直近の下落で注文がヒットしました ^^)
今日はその銘柄について取り上げようと思いますが、その前に…
前回のメルマガ「信用取引を使うべきでしょうか?」にたくさんのコメントをいただきました。
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信用取引に対しての心構えが分かりました。ありがとうございました。キャッシュの雨の銘柄を教えてください
ロミ 様
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ロミ 様ありがとうございます。
信用取引はうまく使えば資産を効率的に増やせる可能性がありますが、その代わりリスクも大きくなってしまいます。
リスクとリターンを理解した上で自分の資産形成に必要かどうか検討してみてください ^^)
ちなみに「キャッシュの雨」と呼ばれた銘柄はセーフマネーレポートの7月号で推奨された銘柄です。興味があれば下記からお試し購読してみてください。
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下落した銘柄を買う資金がないという質問に対して、3つのアイデアを提示していただきました。多くの読者にとってとても有益なアドバイスだったと思います。
私もここぞという時に現金が少なくて株の買い増しができない事態を何回も経験しています。そんな時に実施するのが保有株の売却です。
しかし、損切りではなく少しでも益が出ている株を売却しようと選択してしまいます。しかし、「やるべきは損切りの方である」との指摘に深くうなずいてしまいました。
「分かっちゃいるけど…」との自分の心を見透かされた感じです。これからは、強い気持ちで損切りを実行しようと思います。有益なアドバイスを有り難うございました。
松谷 様
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松谷様、ありがとうございます ^^)
損切りより利確を優先する人は多いと思います。前回も書きましたが、利確の方が気分が楽だからですね。
利確がダメだというわけではありません。(むしろめちゃくちゃ大事です)
ただ、利確は気分が楽なのでつい損切りよりも優先しがち…
だからこそ、意識的に損切りを優先した方がいい考えています。
特に今のような厳しい相場は弱い銘柄が徹底的に弱くなる傾向にありますからより重要です。
逆に今のこの相場でも利益が出ている株はかなり強い株だと思うのでしっかりHoldしていいと思います ^^)
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信用取引は一度経験があります。よほどの余剰資金が無いと追証に怯えますよねー。アメリカ株はもう一段、二段の下げがありそうに思っています。
円安の最中、タイミングが難しいですね。さらにアメリカ株が下がれば為替にどう影響するのでしょうか?
都のちーたん 様
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都のちーたん 様、ありがとうございます。
米国株にもう一段、二段の下げがあるのか?についてですが僕もそんな感じがします。
が、あくまでもそんな気がするというだけで相場の未来は誰にもわかりません。
株の世界は面白くて「Good News is Bad News」「Bad News is Good News」
つまり、いいニュースで株価が下がり悪いニュースで株価が上がるというのがよくあります。
今がまさにそうですよね。
「景気がいい!」というニュースが流れると「ああ、また利上げが進む…」と解釈され株価が下がる。
「景気が悪い!」というニュースが流れると「お、利下げもあるんじゃないか?」と株価が上がる。
そんなチグハグな状況です ^^;
誰にも正解はわからない、、、という前提でいろいろな角度から情報を集め考え、自分なりの答えを見つけていきましょう。
他にも感想を送ってくださった方、ありがとうございます。
前回のメルマガはこちらからご覧ください
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ということで今日の本題ですが、、、
直近の下落で僕が買った銘柄です。
ずっと欲しいなーと思っていたのですがタイミングが合わず…買えていませんでした。
ここ数日で下落して指値にヒットしてくれたのでようやく買うことができました ^^)
もっと買い増して長期で持ち続ける予定の銘柄です。
その銘柄は…
Weissパワーエリート厳選20銘柄 No.19
です。
Weiss Ratingsが発行する投資月刊誌パワーエリートとセットでお届けしているボーナスレポートで紹介された銘柄です。
なので銘柄名は秘密です ^^;
パワーエリートを購読されている方はぜひ19番目の厳選銘柄を確認してください。
購読していない方はぜひお試し購読してこの銘柄をチェックしてみてください
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この企業を少し紹介すると、、、(カンのいい人は銘柄名がわかるかもしれません…)
40年前に設立されアップル創業者スティーブ・ジョブズが買収を計画していたハイテク企業です。
結局、買収はせず提携にとどまったのですが個人的には、初期にこの企業と連携したことがアップル成功の秘訣だったんじゃないかと思います。
アップルが初期のコンピューターで拘った美しいグラフィックの裏側にこの企業の存在がありました。
あなたは今スマホやパソコンでこのメールを見ていると思いますが、
スマホやパソコンの中にあるモノの大半にこの企業のサービスが関わっているはずです。
というか、この企業のサービスと一切無縁で・運営されている企業や組織・提供されているサービスはほぼ存在しないんじゃないかと思います。
っと、これ以上紹介すると企業名がバレてしまいそうなので数字を見ていきましょう ^^;
まずは売上と利益です。
※trading viewより
売上(青)と利益(オレンジ)ですが、美しいくらいの右肩上がりですよね。
過去7年間、売上は年平均21%の成長。利益はなんと年平均57%と驚異的な成長です。
※trading viewより
こちらは営業キャッシュフロー(青)とフリーキャッシュフロー(オレンジ)のグラフですが、ため息が出るくらい美しい右肩上がりです。
フリーキャッシュフローが過去7年平均で年利30%以上の成長。
ちなみにアップルの同期間の成長率は年率11%ほどです。
アップルの3倍近いスピードで現金を増やしているって考えたらとんでもないですよね ^^;
最後に、負債についても見ておきましょう。
今は利上げ・金融引き締め局面で借金が多い企業はどんどん苦しくなります。
※trading viewより
こちらは流動資産(青)と流動負債(オレンジ)のグラフ。
流動資産とは現金や売掛金などすぐに現金化できるもの流動負債は支払い予定の給与や買掛金などすぐに支払わないといけないものです。
2021年をみると、流動資産より流動負債の方が多いことがわかりますね。
つまり、すぐ支払わないといけないものは全て手元の現金で支払うことができる(高い金利で借金する必要がない)ということが言えます。
じゃあ金利がある債務の支払いは大丈夫かというと…
※trading viewより
短期・長期に関わらず金利が発生する負債の合計(オレンジ)に対して、現金などの流動資産(青色)の方が多いですよね。
つまり、その気になれば手元の現金で金利が発生する債務を全て返済できるのでこちらも安心できそうです ^^)
流動・非流動をまとめて全部の資産・負債を合計したのがこちら。
※trading viewより
負債の2倍以上の資産を持っているので利上げに苦しみ資金繰りが悪化…という可能性はかなり低そうです ^^)
今回見たような資産と負債の分析は近年急成長したハイテク株に投資する場合非常に大切だと思います。
そうした企業は借金して先行投資を行い急成長していることが多く、
利上げ局面では・借金による先行投資が難しくなり成長が鈍化・金利払いが重荷になり利益を圧迫という可能性が高いからです。
僕が投資したこの企業も近年急成長したハイテク株と言われることもありますが財務的には大丈夫そうですね ^^)
フリーキャッシュフローを年平均30%以上も増やし利益は年平均54%とベンチャー並みの成長を続け利上げ局面でも強い財務を持つこの企業。
その株価推移がこちらです↓
※trading viewより
昨年末の高値から半値近くまで下がりコロナショック前の株価にまで戻ってきました
ちなみに、Weiss Ratingsの格付けは現在「C」ランク
積極的に買いたい評価ではありません。
でも評価の中身を見てみると無配企業なので配当評価がないのは当然として、トータルリターンとボラティリティが低く評価されていますよね。
これは直近の株価下落を反映したもので、
グロース、エフィシエンシー、ソルベンシーなど事業そのものに関する評価はすべて最高評価です。
僕は・マークマン氏による分析・実際の業績やキャッシュ状況・Weiss Ratingsの評価をそれぞれ見て、
「短期的にはリスクが高いし もっと下落するかもしれないけれど 長期なら買いチャンスだろう!」
ってことで以前から狙っていたパワーエリート厳選20銘柄No.19を買いました ^^)
僕が選んだのはNo.19ですが先日マークマン氏がパワーエリートで紹介した
・ジョンソンエンドジョンソンの約3倍の売上規模を持つ
ヘルスケアの巨人
・12倍に値上げしても顧客の9割が継続した 圧倒的ブランド力を持つ
小売企業のボス
もおススメです ^^)
パワーエリートを購読されている方はぜひチェックしてみてください。
購読されていない方は1ヶ月返金保証付きでお試し購読できるので、ぜひご検討ください。
もちろんこの企業が紹介されたボーナスレポートも読めます ^^)
↓
P.S.今日のメルマガはいかがでしたか?ご感想ご意見をお待ちしております
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https://jp.surveymonkey.com/r/LPCBWNK
この銘柄について紹介してほしい!というコメントもお待ちしております。
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。