インフレの威嚇に対抗する方法
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- 2023年6月27日
- トピックス
悪夢継続、、
昨年、米国株式市場を大きく下落させた要因の一つで、
投資家にとって頭痛の種。
それはFRBの利上げです。
先月一時停止されましたが
6月22日、パウエル議長はインフレ率低下のために
年内に追加利上げを行う可能性があると述べました。
金利の上昇は、株式にとっては逆風になります。
景気後退リスクも上がるるのであなたの資産にも影響が
あるかもしれません
そんな今、格付け総責任者である
ギャビン・マゴールから
今、我々がとるべき行動について
お伝えしたいことがあるそうです。
ということで本日はギャビンより
「インフレの威嚇に対抗する方法」をお届けします。
確かに下げてきてはいるが、ひどい風邪のようにしつこい。
最近、インフレについて識者から聞くことは、ほとんどが見当違いなことだ。
今週、2023年5月の消費者物価指数と生産者物価指数が発表されたが、良いニュースは、インフレ率の低下が続いていることだ。
5月のCPIは4%になったが、ここからが本題で、これは前年比で4%のインフレ率の上昇であり、たしかに2022年5月の8.6%という灼熱の数字よりは上昇率が低いものの、前年よりも高い。
本来は複利の数字なのだが、米国市民にとって、日常の物価がまだ高く、家計に負担をかけていることは言うまでもないことだろう。
つまり間違いなく、インフレはまだかなり熱く、FRBは目標の2%を達成するためにすべきことがまだ多くあり、FRBもそれをわかっている。だからこそ、15ヶ月連続での利上げ後、初の利上げ休止となったものの、パウエルFRB議長は、さらなる利上げが控えており、「数年先」まで利下げがあるとは考えていないと、タカ派的なトーンを強調した。
この経済はもっと冷却する必要があるが、一方、株式市場は強いため、投資家は行動する必要がある。
ワイスは、投資家の重要な意思決定をサポートしたい。まだご存じない方もいらっしゃるかもしれないが、私たちのワイス・ストック・レーティングは安全性を重視している。
強く安全な銘柄は、常にターゲットとしているだけでなく、特にこのような不確実な時代にも着目するものである。もちろん誰もがそうであるように、私も市場で勝ちたいが、自分のポートフォリオの中に強くて安全な銘柄があるという安心感も大切にしたい。
しつこいインフレに対抗するには、高評価・高配当の銘柄が有効だが、これはワイス・レーティングのサイトで簡単に見つけることができる。
配当金でポートフォリオを防衛する
今日は、2つの基準で、5%から10%の範囲で配当利回りの良い、高評価の銘柄を検索した。
まず、格付けが「B+」から「A-」の銘柄を選び、その中から配当利回りが5~10%の範囲のものを選んだ。ここでは、ポップアップしたものを紹介しよう。
私たちが評価する12,932銘柄の中から、基準に合う7銘柄に絞られた。
一見して、これらの銘柄のうち少なくともいくつかはエネルギー分野のものであることは明らかだ。高インフレの時代には、エネルギー株は他の産業より優れている傾向がある。
例えば、さらに絞り込みたい場合は、「エネルギー」というフィルターをかけることで、そのセクターに属する銘柄だけを検索することができる。
そして偶然にも、フレックスLNG(FLNG)、マゼラン・ミッドストリーム・パートナーズ(MMP)、MPLX(MPLX)、スノコ(SUN)、これらの銘柄はすべて 「A-」と評価されている。
高評価、高配当、エネルギーセクターであること。これらの銘柄は、ターゲットとしていた3大要素をすべて満たしており、確かに興味深い。そして、もしあなたのポートフォリオに1つか2つの空きがあれば、これらの銘柄に注目してはどうだろうか。
ワイス・レーティングのサイトには、すべての投資家が利用できる素晴らしい(しかも無料で!)ツールがあるが、まだそのほんの一部しかお伝えしていない。
株式だけでなく、銀行、投資信託、保険会社など、さまざまな分野の格付けを、ワイス・レーティングのサイトで見て、学んで、没頭してみよう。
私はリサーチアナリストとデータサイエンティストのグローバルチームを率いているが、、私たちは新しい、より速いペースの世界に生きており、最新のトレンドに乗ることが重要であるとアナリストたちには常に説いている。
私たちは皆、生涯学習者であるべきで、特に投資判断に関してはそうである。
健闘を祈って。
ギャビン・マゴール
配当金が高く、今後訪れるかもしれない景気後退や、
インフレに強く安全性も高い銘柄を
1つでも持っておくと
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※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。