太陽光発電が急成長中
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- 2020年10月24日
- トピックス
私のスーパーサイクル・インベスターの購読者たちは、 メガトレンドである 再生可能エネルギーで104%の利益を手にしたばかりだ。このトレンドに乗る取引は他にも多くあり、今後さらに追加していくつもりだ。
朗報なのは、あなた自身も、この可能性を秘めたトレンドで利益を手に入れられるということだ。
このメガトレンドは、とにかく大規模だ。
米国の太陽光発電と風力発電の設置状況を示した下のチャートを見て頂きたい。
ブルームバーグによると、アメリカは今年だけで陸上風力発電を13.4ギガワット(GW)、大規模な太陽光発電を10ギガワット追加するという。
これにより、米国の太陽光発電と風力発電を合わせた容量は200ギガワット以上となる。
将来的に、2025年には太陽光発電と風力発電を合わせた容量は350ギガワットとなるだろう。たった5年先で、75%の成長だ!
なぜこのようなことが起こるのだろうか?
国際エネルギー機関(IEA)によると、要因の一つに太陽光発電(PV)が、これまでに発電されてきた電力の中で最も安く提供可能な電力となったことがある。
同機関が毎年発刊している「世界のエネルギー見通し」によると、「太陽光発電は現在、ほとんどの国で石炭火力や天然ガス火力の発電所を新設するよりも一貫して安価であり、太陽光発電プロジェクトはこれまでにないほどに低コストで電力を提供している」という。
実際、太陽光発電の平均発電コストは、2010年の1キロワット時あたり38セントから、2019年には1キロワット時あたり7セントにまで低下している。
8割以上の低下だ。
IEAのフェイス・ビロル事務局長は「太陽光が世界の電力市場の新たな王様になるとみている」と述べている。
陸上風力発電のコストも、急速に低下している。
要因は何だろうか?
まず技術の発達がある。そして、発電設備の展開が低コストにつながっている。
どこまで下がるだろうか?太陽光発電は、昨年の見通しでIEAが試算したよりも現在の価格が20~50%安いことを考えると、価格はさらに下がる可能性がある。
エネルギーを無料で提供することはできないため、どこかの時点で必ず落ち着くだろう。しかし、太陽光や風力が石炭と競合していくのは確かだ。
太陽光と風力があれば、石炭のように汚れた空気を我慢する必要もない。
実際、別の国際的な調査によると、新しい太陽光発電と風力発電のプロジェクトは、最も安価で効率の悪い既存の石炭火力発電所に対する優位性を高めている。
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)によると、来年の2021年までには、既存の石炭火力発電容量のうち最大 1,200 ギガワット分の稼働コストが、新規の大規模太陽光発電のコストを上回るとしている。
そして、それが電力会社による石炭発電と天然ガス(比較的程度は低い)から太陽光発電や風力発電への移行という大規模トレンドにつながっている。
理由は単純なものだ。電力会社が無欲にも「環境にやさしい」方向への転換を決めたのではなく、再生可能エネルギーが現状よりも安いからだ。
次のチャートを見てみよう。
これはIEAによる、2040年までの発電電力量の予測を示している。
2040年までには、石炭やガスの4,600ギガワットに対して、風力や太陽光は5,600ギガワットになると予想している。これは、石炭・ガスが3,900ギガワット 、風力・太陽光が1,200ギガワットだった昨年とは大きく変わり、傾向は明らかに見える。
私が前回このメガトレンドについて書いた際、利益を狙う事ができる3つの推奨銘柄をご紹介した:
iシェアーズ・グローバル・クリーンエネルギー ETF(ICLN、格付け「B-」)、 インベスコ・ソーラーETF(TAN、格付け「B-」)、そしてファースト・トラストISEグローバル・ウィンド・エネルギー・インデックス・ファンド(FAN、格付け「C+」)だ。
前回から、これらの3つのファンドがどう推移してきたかを表すチャートを見てみよう。
FANは少なくとも9.43%上昇しているが、まだS&P 500の利益のほぼ2倍だ。ICLNは25.96%上昇。TANが34.34%でトップとなっている。S&Pのほぼ6倍のパフォーマンスだ。
これが示すのは一つ:メガトレンドを味方につけておこう
再生可能エネルギーの全盛期は終わったのか?
とんでもない!
今回のメルマガで、なぜまだ始まったばかりなのかしっかりと説明したつもりだ。
いずれかのファンドに投資するか、あるいは個別銘柄を購入してもよいだろう。
潜在的に100%以上の利益を得ることが可能な、私のスーパーサイクル・インベスターの購読者たちと共に取引を行っていこう。
あなたの成功を願って。
ショーン