過去に推奨したパラジウムの今
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- 2021年9月17日
- トピックス
いつもこうであれば、どんなに良いだろうか。
4月14日の記事で、私はアバディーン・スタンダード・フィジカル・パラジウム・シェアETF(PALL)でパラジウムへの投資を検討するように書いた。
その後、5月3日に、このプラチナの「いとこ」が史上初めて1オンス3000ドルを超え、20%の上昇を見せたため、結果的に良いタイミングでの推奨となった。
直近では、200ドルを割る水準となっているが、また同じような波が来るかもしれないと考えている。
なぜなら、パラジウムはさらに上昇するための準備をしている可能性があるからだ。
昨年のパンデミックをきっかけとした「フラッシュクラッシュ」の後、PALLは大きな強気のラリーに入ったものと見ており、私は、潜在的にもっと上へと動く可能性があると見ている。
パラジウムは「貴金属」と呼ばれる4つの金属のうちの1つで、金の30倍の希少価値があり、他の貴金属よりも貴重なものだ。そのため、ここ1年半のような不確実性の高い時期には、安全な避難場所となる。
また、車の触媒コンバーターに使用されるなど、商品としての側面もある。
パラジウムのほとんどは、プラチナ採掘やニッケル製錬の副産物として生産されており、生産国はわずかで、そのほとんどがロシアと南アフリカだ(米国の生産量は新規供給量の5〜6%にすぎない)。そのため、価格は供給の停止や不足に敏感に反応する。
これは、投資家にとって良いことだ。
また、自動車の販売台数が増加し、自動車の排ガス規制も強化されていることから、パラジウムの需要は増加すると考えられる。
一方で、2024年までは供給量が大きく増えないという予測もある。
スタンダード・チャータードのアナリスト、スキ・クーパー氏は次のように語っている:
「投資家の関心の高さから、市場は利益確定の影響を受けやすいが、下落面は買いのチャンスと見られるだろう。」
よって私は、今のパラジウムの下落局面を追い、ブレイクアウトを探している。
あなたも同様かもしれない。
購入する際には、ご自身で調べることを忘れないで頂きたい。
選択肢の1つは、先ほどご紹介したアバディーン・スタンダード・フィジカル・パラジウム・シェアETF(PALL)だ。
あなたの成功を願って。
ブロドリック
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