インフレ率の上昇と金の輝き
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- 2022年4月11日
- トピックス
先日、労働統計局(BLS)は2月の消費者物価指数(CPI)データを発表した。
残念なことに、 インフレ率は前年同期比7.9%増と急増した。さらに、食料とエネルギーを除く総合指数は6.4%。
私は、景気動向指数や将来の見通しが大きく取り上げられることが続くと考えており、 それが投資家の心理に大きな影響を与え、弱気にしているようだ。
今、投資家が机の下に隠れているのも無理はない。
だが、朗報もある。
明るく輝く水平線と黄色い仲間
現在のようなインフレ環境に対するヘッジはいくらでもある。
金属、エネルギー、農作物などのコモディティは、このような経済状況下で利益を上げ続ける態勢が整っている。
- そして、ある金属が特に輝いて見える。それは、金だ。
強気の勢いを増している金や金の時間がついに巡ってきたかもしれない、インフレヘッジ:生産を目指す金開発会社でもご紹介した。
歴史的に見ると、金はドル安に対して良いパフォーマンスを発揮する。
ドルが下がると金は上がる傾向がある。そして、投資家がインフレと3年ぶりの利上げによるFRBの反応を見極めるため、ドルは先日最安値を記録した。
本題はここからだ。過去のメルマガで金の将来性について読んでも飛びつかなかった人にとっては、また新たな金のチャンスとなる。
6カ月のチャートを見てみよう。
大きな下落局面となっている。
- 赤いトレンドラインは、金が1930ドルレベルから跳ね上がる可能性を示している。
そして、最近のFRBの姿勢、そして今年中にあと6回もの利上げが行われる可能性を考えると、金が2020年7月に記録した史上最高値の1オンスあたり2200ドルに達することも十分にあり得る。
これは、米ドルに対する信頼が損なわれることになるかもしれないが、インフレは少なくとも中期的にはこのまま上昇を続ける可能性が高い。
長期的には、様々な理由で米ドルが上昇する可能性があるが、今のところ、下落基調となっている。
- そのサイクルに乗りたいなら、金にレバレッジがかかった銘柄に注目するとよいだろう。
あなたの成功を願って。
ブロドリック
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