この投資戦略は市場に勝ち続ける

先日ラスベガスで開催されたMoneyShowから戻ってきたところだが、セーフマネーへの投資は非常に注目を集めたトピックとなった。

その結果、多くの投資家から満足の声が寄せられ、この強力な投資戦略に対する素晴らしいコメントや質問が寄せられたことに感謝したい。

配当収入をもたらす高格付けバリュー株への投資は、過去に最も効果的であったものであり、現在も同様だ。

そして、当分の間は、最も効果的に機能し続けるだろう。

これは、ワイス・レーティングのウェブサイトで利用できるツールを使って作成した、非常にシンプルな表だ。

最も利回りの高い、景気サイクル後期のセクターの上場投資信託（ETF）が、利回りの低い、景気サイクル初期および中期グループ、さらにはSPDR S&P 500 ETFトラスト（SPY）と比較してどのようなパフォーマンスを見せているかを表示している。

ここですぐにわかることは何だろうか？

私がいつもお話しているようなセクター、つまりエネルギー、生活必需品、公益事業への投資は、テクノロジーや一般消費財といった低利回りでリスクの高いセクターへの投資より優れており、その差は歴然だ。

その理由はいくつかあるが、1つは単純に、お金のコストが上がっていることが背景にある。それでも金利は、インフレ率をはるかに下回る水準で上昇している。

その結果、金利が低いか低下しているとき、投資家は、最終的に大きな収益を上げる可能性のある成長企業に対して、より多くのお金を費やす。 金利が高いとき、あるいは上昇しているときは、近い将来に安定した利益をもたらすバリュー株に投資することを選ぶ。

メルク（MRK）のような銘柄に影響を及ぼしているのがわかる。「続く激しい売りに対抗する3つの方法」でお伝えした容赦ない市場プレッシャーの中でも、この私のお気に入りのセーフマネー銘柄は、史上最高値にブレイクアウトし始めた。さらに、配当利回りは2.9％で、S&P500の2倍以上だ。

数カ月で消えてしまうようなトレンドではないだろう。

決して派手な動きではないが、 力強く、長期に渡り、そして、あなたの投資の成功の鍵を握っている。

私がアドバイスできることは、抵抗せず、受け入れるということだ。

セーフマネー戦略に、あなたの時間を費やし、注意を払い、そして遵守しよう。そうすれば、あなたのポートフォリオは素晴らしいものになると確信している。

それでは、また。

マイク・ラーソン

※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。