「セーフマネー」銘柄が上昇中
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- 2021年4月7日
- トピックス
セーフマネーレポートで推奨している銘柄群で上昇している銘柄の一つは、住宅や商業施設に不可欠な製品を販売している企業で、配当利回りは、S&P500指数の約2倍に達する。
二つ目は、カナダを拠点とする企業で、インフラプロジェクトの計画や設計・コンサルティングの大手企業だ。
三つ目は、既に強い需要と製品不足に見舞われている分野の有名企業で、意外なところから大規模な支援を受けることになりそうだ。
この3社には3つの共通点がある。
– これらの企業を通して、政府から流れ込む「資金の洪水」に直接または間接的に触れることができる。
– 完全に偏りのない、データに基づいた評価システムの「ワイス・レーティング」で、高格付けを獲得している。
– 信用、経済、政治のサイクルが合流する現在の状況に完璧に対応している。
さて、これらの企業にはもうひとつ、共通点がある。
どれも株価が最高値を更新している。
これは、セーフマネーレポートの購読者には朗報だ。
さて、これらの銘柄が新高値を更新しているという事実から
マーケットの性格が変わってきている
ということが読み取れる。
そして、その変化に応じて投資手法を変えれば、より満足のいく結果が得られると考えている。
もうマーケットは、単に一握りの、大量に買われ過大評価された、テクノロジーの巨人企業に支配されてはいない。
実際、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が4月6日(火)にこう指摘した。「これまで動きのなかった銘柄やあまり注目されていなかった銘柄が、ここ20年間で最大の差をつけて、高成長の人気銘柄を圧倒している。」
冒頭で紹介した一つ目の銘柄は、この3カ月間で約15%上昇した。二つ目は約32%上昇している。
例えば、テスラ(TSLA)のような人気のテクノロジー銘柄とパフォーマンスを比較してみよう。
テスラが同じ期間に8%下落したと聞いいたら、驚くだろうか?
アップル(AAPL)株も特に変化は見られない。
もちろん、期間が異なれば数字の見え方も変わってくる。
しかし、私が言いたいことはシンプルで、マーケットの性格が変わってきている、ということだ。
現在の相場環境で勝てて、2021年以降も勝ち続けられる、セーフマネー流の銘柄に集中する方がはるかに良いと思う。
注目すべきは、配当利回りや経済的な感度、そして割安な株価だ。
そして喧伝されている銘柄のことは忘れよう。
セーフマネーレポートの購読者はこのアドバイスに従ってくれると確信している。
それではまた
マイク・ラーソン
※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。