「投資はギャンブル」妻を説得した方法
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- 2022年9月22日
- トピックス
こんにちは。Weiss Ratings Japanの安居です。
前回のメルマガは「恐怖に打ち勝ち買うべき半導体銘柄?」という件名でジョン・マークマン氏が教えてくれたある半導体銘柄を紹介しました。
このメルマガでも触れましたが、やっぱりCPI発表で大きく動きましたね ^^;
※tradingview
もう少し落ちそうな雰囲気もありますが長期投資ではあまり気にする意味がありません。
僕のポートフォリオは9月配当が多いので配当金でポツポツと買い増しています ^^)
配当金で買い増すとドル円もあまり気にしなくていいし、なにより
「お金がお金を産んでる感覚」
を感じることができます。
前回のメルマガはこちらからご覧ください
↓
これを書いているのは21日ですがもうすぐFOMCの発表があります。(あなたはもう結果を知っていると思います ^^)
※tradingview
こちらは今年のS&P500のチャートにFOMCの日を表示しました(オレンジの線)。
今年はFOMCの金融政策に大きく振り回された印象がありますがこの画像を見るとちょっと意外なことに気づきます。
実はFOMCの後、上昇することの方が多かったんです ^^)
パウエル議長をはじめ連銀総裁がいろんな情報を小出しにして予測を立てさせFOMCでは予測通りのことを発表する。
予想通りなので既に織り込んだ相場はポジティブ・ネガティブに関わらず一旦上昇する傾向にあるんだと思います。
今回も厳しい発表になるよということをジャクソンホール会議あたりから小出しにして相場に折り込ませてきました。
ということは今回も…?
それは分かりません。
FOMCの後、相場が上昇しても実体経済や業績、インフレ、金融政策などが相場に悪い影響を与えるなら中期的には下落してしまうでしょう。
前回も同じことを書きましたがどんなニュースが出て、相場がどう動こうと
・長期投資家は強い意志で無視
・短/中期投資家はしっかり分析して チャンスを掴む
といった感じで自分の投資スタンスに合わせて相場と向き合っていきましょう ^^)
ということで本題。
今日は久しぶりにマインドセット的な内容でも、将来の資産形成を大きく左右するテーマをお届けしたいと思います。
それは、「投資はギャンブル」と考える家族や知人をどう説得するか?です。
ある調査によると3割くらいの人は家族に内緒で投資しているそうです。
家族が投資していることを知っていても半分くらいは肯定も否定もないそうです。
なので案外多くの人が1人で資産形成に取り組んでいるということ…
僕の好きな諺に
というものがあります。
もし、投資が趣味の一つなら1人で楽しむだけでいいかもしれません。
でも、長期的な資産形成を目指すなら諺にある通り”みんな”で行った方が遠くまで行けると思います。
もしあなたが家族や友達、仲間と一緒に資産形成を進めているならここから先を読む必要はありません。
でももし、「家族に反対される、理解されない」「内緒でやっている」なら、ぜひ続きを読んでください。
僕も、妻と協力して資産形成に取り組むことで確実にスピードアップした実感があります
今では僕以上に長期投資のマインドセットを身につけ
僕が「もうちょっと下がりそうだから…」「ドル円が…」なんて考えていたら
「長期投資にそんなの関係ないから早く投資しろ」と諫めてくれます ^^)
しかし、、、メール最後の紹介文でご存知かもしれませんが、僕の妻は元々「投資=ギャンブル」と考えなかなか一緒に取り組んでもらえませんでした…
そんな妻から協力を得た2つの方法…
特におすすめは2つ目の方法です ^^)
方法1:Youtubeを見る
まず自分で頑張って教えようとしたのですが、これはほんとうに難しい…
僕自身が素人なので、投資の重要性を伝えても「勝手にやれ」「FPとか証券会社とかプロを頼れ」と言われるだけでした… ^^;
それを変えたのは他の人のコンテンツです。
中でもインパクトがあったのが中田敦彦さんのYoutube大学「お金の授業」です。
画像:中田敦彦のYoutube大学
中田敦彦さんの動画では預金や税金、手数料など基礎の基礎から教えてくれます。
このメルマガを読んでいる方は自分で勉強し調べ、積極的に投資されていると思うので少し物足りないかもしれませんが
初心者が投資に前向きになる上では素晴らしいコンテンツだと思います ^^)
なにより芸人さんなので話が面白い(←重要)
こうした動画を一緒に見て投資に前向きになってくれたところで
Weiss Ratings Japanで開催しているセミナーに一緒に参加したり専門性の高い動画を見たりしました。
今では本屋に行って真っ先に投資書籍コーナーに向かうくらい投資に前向きですし
「今月はなに買う?」って一緒に相談して決めています ^^)
大事なのは相手のリテラシーを考えること。
最初から専門的な動画を見せても理解できませんし、面白くありません。
ぜひ、一緒に資産形成に取り組みたい方の投資リテラシーにあったコンテンツを”一緒に”見て学んでみてください。
方法2:確実に成果を得る
投資に前向きになっても最初の投資で失敗したら台無しです。
だから最初はできるだけ確実に狙った成果が出る方法から始めるのがオススメです。
「いやいや…投資に絶対はないよ…」
そう思ったかもしれませんが、実はほぼ間違いなく狙った成果を得る投資方法があります。
それが配当投資です。
配当銘柄の多くは直近の決算で・権利落日・支払日・配当金額が提示されますよね。
権利落日は「その日に株を持っていたら配当がもらえる」という期限です。
そして、これが提示されてから変更されることは基本的にありません。
発表から支払日までの間に市場経済が大変革を遂げる事件がない限り基本的には予定通り支払われます。
実際にこれがどんなスケジュールで行われるのか。
銘柄によって異なりますが、高配当銘柄として有名なベライゾンを例に見てみましょう。
画像:ベライゾン
こちらはベライゾンのIR(投資家向け)ページです。
「Declaration date」がこの情報を公開した日で2022年9月6日となっています。
「Ex-dividend date」が権利落日で2022年10月6日
「Payment date」が配当支払日で2022年11月1日
「Per share amount」が1株配当額で0.6525ドルとなっています。
つまり、10月6日までに投資すれば11月1日に1株当たり0.6525ドルもらえることが9月6日の時点でほぼ確定しているということなんです。
妻と一緒に行った最初の投資は「この投資は株価上昇ではなく配当を狙ったもの」だとちゃんと説明して、配当銘柄を選びました。
最初の投資は絶対に失敗できないと思い今回例に挙げたベライゾンのようにすでに次回配当が確定して、かつ権利落日に間に合うものを選びました。
この方法であればほぼ間違いなく狙った成果を得るつまり、投資の成功体験を積むことができます。
この方法は「投資=ギャンブル」と考えるタイプに特に有効です。
だって、明らかにギャンブルではないですよね ^^)
しっかり考え、判断することで狙った通りの成果を達成できるもの。
そこに”運”の要素はほとんどなく再現性があるもの。
それでも投資はギャンブルだ!という人はほとんどいないんじゃないかと思います。
長期投資の場合、狙った成果を得るのは何年、何十年も先になってからです。
短期・中期投資の場合、狙った成果が得られないケースの方が多いくらいだと思います。
投資の成功体験がないまま何十年も頑張り続ける、失敗体験を乗り越え続けるには鉄の意識が必要でしょう。
だからこそ、「ちゃんと考えて投資すれば狙った成果が得られる」という成功体験を早い段階で経験することが大切だと思います。
妻と一緒に資産形成に取り組むために意識したことは他にもいろいろあります。
例えば・知っている企業、身近な企業から始める・少額からスタートするなどです。
でも結局は、一緒に学んで、一緒に成功体験を積むこの2つが一番大きかったんじゃないかと思います ^^)
投資は人生設計そのもの。
人生を左右する重大な要素でありながら1人で取り組むには非常に難しく、厳しい世界です。
もしあなたが1人で資産形成に取り組んでいるならぜひ今回のメルマガを参考に一緒に取り組む仲間を見つけてみてください。
資産形成の影響を一番受ける家族がいいと思いますが友達など身近な人でもいいと思います。
今年の相場は厳しいですよね。
そんな中でも前向きに投資し続けられる人はものすごく高い金融リテラシーを持っているか一緒に助け合い、励まし合える仲間がいる人だと思います。
P.S
Weiss Ratingsが発行する投資月刊誌「パワーエリート」には配当カレンダーがついています。
配当カレンダーには権利落日と支払日配当額が書かれているので投資の成功体験を積むためにもご活用ください ^^)
P.P.S.
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